東光高岳が新たな事業創出を牽引する「未来共創推進部」を設立
株式会社東光高岳は、グループ全体の事業ポートフォリオ基本方針をしっかりと推進するために、新事業創出を主導する「未来共創推進部」を2025年6月27日付で設置したことを発表しました。この部門の設立は、エネルギー市場が大きな変革期を迎えている中で、カーボンニュートラルや再生可能エネルギーの推進に寄与することを目的としています。
設立の背景
経済社会のシステム全体で進行中のGX(グリーントランスフォーメーション)に伴い、再生可能エネルギーが主力電源としての役割を果たす一方で、蓄電池や水素技術の進展も急速に進んでいます。この背景の中で、東光高岳は、電力ネットワークを構成する機器やシステムの製造販売を通じて、安定した電力エネルギーの流通を支えてきました。さらに、2022年6月にはGXソリューション事業本部を設置し、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを強化してきました。
東光高岳は2027年の中期経営計画において、コア事業に加え、新たな成長分野での売上と利益の拡大を目指しています。これを実現するためには、新たな事業創出が不可欠であり、そのための新しい基盤として「未来共創推進部」が設立されました。
未来共創推進部のビジョン
この新しい部門のビジョンは、以下の3つの理念に基づいています。
1.
Purpose Driven
多様なステークホルダーと共に、新たな事業を次々と創出する
2.
Challenge Culture
変革の波の起点となり、変革を促進する文化を育む
3.
Ripple Effect
予測困難な時代にも自主的に活動できる人材を育成する
実施方針
未来共創推進部では、新規事業の専門化を図るとともに、ビジネスコンテストを通じて多様な新事業アイデアの創出を促進します。さらに、事業化までのプロセスを標準化し、迅速な行動と判断を実行する体制を整備することで、タイムリーな新事業参入を実現します。
今後の展望
東光高岳は、「変わらぬ使命」と「新たな使命」を掲げています。電力の安定供給を支え、安全で豊かな社会の発展に寄与する一方、カーボンニュートラルや新しい社会的課題に対するソリューションの創出にも取り組んでいます。このような取り組みを通じて、「未来のエネルギーネットワークをデザインする ”SERAカンパニー”」を目指し、より持続可能な社会の構築に貢献することを目指しています。
「未来共創推進部」は、東光高岳の“変革エンジン”として機能し、ステークホルダーとの共創を通じて新しい価値を生み出し、明るい未来を実現することを目指します。
以上のように、東光高岳が新たな一歩を踏み出すことに期待が寄せられています。