重要文化財に指定!
2026-03-27 11:50:43

小山正太郎の名作《濁醪療渇黄葉村店》が重要文化財に指定!

小山正太郎の名作《濁醪療渇黄葉村店》が重要文化財に指定



日本美術の歴史に大きな足跡を残した小山正太郎の作品「濁醪療渇黄葉村店」が、遂に重要文化財に指定されることとなりました。この作品は1889年に描かれたもので、ポーラ美術館に収蔵されており、同館のコレクションが文化財として認められるのは初めてのことです。さらに、作品は2024年4月25日から5月17日まで、京都文化博物館で開催される「令和8年新指定 国宝・重要文化財」展で展示される予定です。

《濁醪療渇黄葉村店》の魅力


本作品は、鷹狩りに出かけた武士たちが、渇きを癒そうと美しい黄葉の村の酒屋に立ち寄る姿を描いています。小山は、イタリア・ルネサンス期に登場した一点透視図法を駆使し、躍動感あふれる風景を生み出しています。色彩は褐色調で統一されており、イタリアの画家アントニオ・フォンタネージに影響を受けた作品です。秋の澄んだ空気や、流れる小川が伝える農村の香りが見事に表現されています。

小山正太郎の背景


小山正太郎は1857年に新潟で生まれ、1916年に東京で亡くなりました。若い頃、彼は政治家を志して上京しましたが、その後、川上冬崖の洋画塾に入門し、洋画を学びました。工部美術学校にも在籍し、イタリア人教授からの影響を受けつつ、「不同舎」という画塾を設立して後進の育成にも尽力しました。1889年には明治美術会を設立し、洋画の発展に寄与しました。

展示情報


「令和8年新指定 国宝・重要文化財」展では、彼のこの重要な作品が初めて披露されるため、多くの美術ファンからの注目が集まっています。会期は2024年4月25日から5月17日まで、場所は京都府京都文化博物館です。美術愛好家だけでなく、幅広い層の観客がこの機会を逃さずに訪れることを期待しています。

ポーラ美術館の紹介


ポーラ美術館は2002年に神奈川県箱根町に設立され、「箱根の自然と美術の共生」をテーマに幅広い作品を所蔵しています。印象派から20世紀にかけての西洋絵画を中心に、現代美術の展覧会も行っており、様々な視点からの美術を楽しむことができます。美術の価値を再認識する機会を提供するこの美術館は、四季折々の自然を楽しめる場所でもあります。


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会社情報

会社名
公益財団法人ポーラ美術振興財団ポーラ美術館
住所
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1285
電話番号

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