台湾観光庁が魅力を発信!
台湾観光庁は、日本をターゲットにした観光客誘致活動をさらに強化するため、2025年9月25日から28日まで愛知県のAichi Sky Expoで開催される「ツーリズムEXPOジャパン2025」に出展しました。このイベントには、台湾観光庁の陳玉秀長官をはじめとする約150名の代表団が参加し、台湾観光の多面的な魅力を多くの訪問者に伝えます。
台湾パビリオンの魅力
今年の台湾パビリオンでは、観光ブランド「Waves of Wonder」というテーマのもと、「台湾で一杯、どう?」というキャッチフレーズが掲げられています。来場者は台湾茶の香りを楽しむコーナーや、「台湾グラス絵付け」のDIY体験など、五感に訴える多彩な体験を通じて台湾を感じることができます。また、大型の小籠包フォトスポットやスカイランタン型のメッセージボード、そして台湾からのプレゼントが当たるスタンプラリーなども用意されており、楽しみながら台湾を体験できる仕掛けが盛り込まれています。
さらに、ステージプログラムでは日本で人気のVTuber「セラフ・ダズルガーデン」による台湾ドリンクを使ったトークショーや、台湾の公式キャラクター「オーベア」の登場、観光クイズ大会、先住民族パイワン族によるパフォーマンスなども行われる予定です。これを通じて、台湾の魅力をさまざまな世代に広め、秋からの年末年始や2026年に向けて台湾旅行への関心を喚起していきます。
妻夫木聡さんの魅力的なプロモーション
9月26日には、俳優・妻夫木聡さんが台湾パビリオンに登場し、台湾観光庁より観光アンバサダーに任命されました。彼の新しい観光プロモーション「最愛台湾紀行」の発表も行われ、訪問地として台南や高雄など、台湾各地の美しさや体験談を語りました。
妻夫木さんは、台湾のグルメについて特に熱く語り、各地で楽しめる美味しい料理を紹介しました。中南部での「鶏肉飯」や「牛肉湯」、フルーツかき氷など、多彩な台湾の味を堪能することができ、地元の人々とのふれあいが印象的だったと話しています。また、「台湾には観光名所だけではなく、日常の中にも魅力がたくさんある」と、その独自の見解を披露しました。
今後の展開
陳玉秀長官は、妻夫木さんの発信を通じて、日本人旅行者の台湾への興味が高まることを期待しています。今後、観光庁は“最愛台湾紀行”のPR映像を公開予定であり、12月には旅行会社と連携した特別観光イベントの開催を予定しています。中部や南部地域の観光促進も視野に入れ、幅広い世代の日本人観光客に台湾の魅力を届けるため、さまざまな取り組みを進めていく予定です。
台湾観光庁は、観光誘致をさらに進めていくことで、日本からの観光客が台湾を訪れる機会を増やし、両国の交流を深めることを目指しています。ぜひ、皆さんもこの機会に台湾の魅力を体験してみてはいかがでしょうか。