長野で地域との新しい関わり方を学ぶ「ふるさとLIFEゼミ」が始動！

都市と地域を行き来する越境の実践者たちが一堂に会するプログラム、「ふるさとLIFEゼミ in 信州」が2025年8月24日よりスタートします。この実践型プログラムは、長野県の「信州つなぐ物語事業」としてHue-ish株式会社が展開するもので、参加者が地域との新たな関わり方を模索する三ヶ月間の越境プログラムです。

プログラムの背景

現在、日本の地方地域は人口減少という深刻な課題に直面しています。そのため、単に「移住者を獲得」したり、「観光客を呼び込む」だけではなく、地域と継続的に関わる人々、いわゆる“関係人口”層を創出することが求められています。一方、都市部では「移住まではしないが地域に関心がある」という人々の層が確実に広がっています。このような背景から、「ふるさとLIFEゼミ」は、人と地域とのあいだに新たな関係を築くためのモデルとして誕生しました。

講師陣の紹介

今回発表された講師陣は、全て自身の経験を基に地域と都市の越境を実践してきたメンバーです。彼らは、肩書きで関わるのではなく「対話と問い」を大切にしながら、参加者と共に探求の旅を進めます。例えば、地域の扉をノックする桑原あやこさんは、移住者支援や空き家問題の解決に尽力しています。また、若手の実践者として知られる山崎貴大さんや嶋田匠さんも、各自の専門性を活かして参加者とともに価値観の再定義や未来を描く旅を支援します。

プログラム内容

「ふるさとLIFEゼミ」は全8回のプログラムで、東京都内およびオンラインでの開催が予定されています。地区訪問も含まれるこのプログラムは、地域との関わりに興味を持つ20〜40代の都市部在住者を対象としています。参加は無料であり、交通費などは自己負担となります。

プログラムを通じて、参加者は地域の人々と対話を重ね、自らの人生の問いを見つけ、どのように地域と関わりたいのかを考え直すきっかけになることを目指しています。

申し込み方法

参加を希望される方は、まず説明会に参加することが必要です。信州の魅力を知り、地域との新たな関わりを築くこの機会をお見逃しなく。

企画者コメント

プログラムの代表を務める神原沙耶さんは、「移住でも観光でもない、関係性を築くことで人生が動く可能性がある」と語っています。自身の体験を踏まえて、地域との関わりによって多くの選択肢が広がり、自分自身の軸を見つけながら成長していけることを信じています。

地域との関わり方を模索する人々にとって、有意義な経験が得られる場となるはずです。ぜひ、参加を検討してみてください！