サイオステクノロジーと網屋が連携しセキュリティ対策を強化する新ソリューション

新たなシナジーが生まれるセキュリティの未来

サイオステクノロジー株式会社が、株式会社網屋と協力関係を深めることを最近発表しました。この連携は、特に顧客のセキュリティ運用やコンプライアンス対応の課題を解決することを目的としています。両社は、共同でセミナーを開催し、サイオステクノロジーのHAクラスターソフトウェア「LifeKeeper」と網屋のSIEM製品「ALog」を活用し、より効果的な顧客支援を目指します。

デジタル化が進化する時代に必要なパートナーシップ

企業のデジタル化やリモートワークの普及に伴い、情報セキュリティやコンプライアンスに対するニーズが高まっています。どの企業も安心して業務を行うためには、システムのログデータ管理が欠かせません。

網屋の国産SIEM製品「ALog」は、広く導入されているシステムであり、ログデータを常に収集し、高可用性を実現する必要がある企業にとって、非常に重要なツールです。このニーズに応じて、サイオステクノロジーは協業を強化し、特に「LifeKeeper」を用いた「ALog」の冗長化構成の動作検証を無事に終えました。

検証のプロセス

検証には、「ALog」バージョン1.1.0と「LifeKeeper for Windows」バージョン8.10.2が使用されました。この詳細は以下の検証レポートで閲覧できます。

検証レポート

検証を経て、両社は以下のコメントを発表しています。

「サイオステクノロジー様の高可用性ソリューション『LifeKeeper』との連携により、当社製品ALogの冗長化検証が完了し、正常に動作することを心より歓迎いたします。」と株式会社網屋の佐久間事業部長は強調。また、サイオステクノロジーの御舩常務執行役員は、「お客様の業務継続性を支えるログ基盤として、『LifeKeeper』が貢献できることを確認できたことを大変嬉しく思います」と述べています。

「LifeKeeper」と「ALog」の力量

「LifeKeeper」は、優れたHAクラスター製品で、全世界で80,000ライセンス以上の導入実績を誇ります。これを用いることで、高可用性を確保し、さらにデータレプリケーション製品「DataKeeper」との組み合わせによって、システムの冗長化が可能になります。

一方、「ALog」は、ログ管理に特化した国産のSIEM製品で、多種多様なITシステムから集約したログを一元的に管理できます。専門知識がなくとも、内部不正やサイバー攻撃への対応を迅速に行えるため、近年では6,000件以上の契約を獲得している実績があります。

安全なITインフラの実現へ向けて

この強化された協業を通じて、両社は、安全で安心できるITインフラの提供を目指しています。技術の進化が進む中、企業に必要なセキュリティ対策は益々進化し続けるでしょう。

サイオステクノロジーと網屋は、この新たな連携を契機に、企業の業務継続性とセキュリティ水準を向上させるための取り組みを一層推進していくことでしょう。