音で結ぶ糸の文化
2026-08-08 11:06:20

京都コンサートホールで和楽器糸を使った新たな音響体験が実現へ

音で結ぶ文化の空間が京都に登場



約400種類の和楽器糸技術が一つの舞台で織りなす、全く新しい音響体験へと進化を遂げるプロジェクト「結の空間」が、2026年10月31日(土)に京都コンサートホールで開催される。滋賀県長浜市木之本で伝承されている箏の絹糸づくりと、大手手芸用品メーカーの技術を基にしたこのプロジェクトでは、文化の未来を切り拓く電気に頼らない「音」の力を重視し、地域と人のつながりを強調する。

和楽器糸の伝統技術



今回のイベントで使用される絹糸は、丸三ハシモト株式会社のもので、120年以上の技術を背景に持つ伝統的な材料である。熟練の職人が手がけるこの糸は、楽器制作にとどまらず、地域の人々の暮らしに密着した手芸分野でも重要な役割を果たしている。手芸愛好者向けに製造されるハマナカ株式会社の糸も加わり、異なる歴史を持つ二つの「糸」が音楽と共に新たな価値を生み出す。

体験する伝統文化の新たな形



近年、伝統産業には「見る」「知る」機会はあっても、「体験する」機会は限られていた。本プロジェクトは、糸が音を伝える手段となり、会場全体が一つの楽器となる新たな音響体験を提供する。来場者は糸を通じて音の振動を感じ、古い技術が現代アートとどう融合するのかを実際に体験できる貴重な機会となる。

独特な音響体験の実現



山本和智氏による核心作品『散乱系』は、従来のスピーカーを介さず、糸電話の原理を用いて音の振動をダイレクトに伝えるという革新的アプローチを採用。観客は空間全体で音を“聴く”だけでなく、感じることができる。

クラウドファンディングによるサポート



本プロジェクトはクラウドファンディングを通じて支援を募集中。支援者には特別なオリジナルグッズや地域の産業と連携した返礼品が用意されている。支援を通じて、多くの人々がこのプロジェクトを支えることができ、文化体験に参加することが可能だ。

文化の結びつきがもたらす新たな価値



「結の空間」は単なるコンサートイベントではなく、地域産業、伝統文化、現代芸術が共鳴し、新たな文化の価値を創出するための取り組みである。音楽を通じて人と人、地域と地域がつながる様子を体感し、文化の重要性を改めて認識する場となるだろう。このプロジェクトが地域産業の持続可能性向上にも寄与し、未来に向けた新たな創造を生み出すことを期待している。最後に、プロジェクトリーダーの鐘ケ江織代は、このイベントを通じて人々がひとつの文化を支える仕組みを築いていくことの重要性を語り、参加者の積極的な学校との関わりを呼びかけている。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

会社情報

会社名
株式会社しろばら百藝社
住所
東京都杉並区和田3-60-12日神パレス東高円寺306
電話番号
03-6265-1926

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。