香芝市×CoDMON
2025-02-06 12:30:44

奈良県香芝市の保育施設にCoDMON導入、ICTで業務効率化を目指す

奈良県香芝市で進化する保育のICT化



奈良県香芝市では、2025年2月から株式会社コドモンの保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON」の導入が始まります。この取り組みは、香芝市の公立保育施設において、保護者と職員の双方にとっての利便性を高め、保育サービスそのものの質向上を目指して行われます。

CoDMONがもたらす効果


香芝市内の13の保育所、こども園、幼稚園で導入されるこのサービスには、様々な機能が備わっています。最も注目されているのが、登降園管理機能です。園児の登降園時刻がQRコードを使って記録され、出席簿の作成や延長保育料の自動計算が可能となります。保護者はスマホアプリを通じて、リアルタイムで子どもたちの動向を把握できるようになります。

さらに、遅刻や欠席、延長保育の連絡も簡単に行えるようになります。保護者は、専用アプリから簡単に連絡でき、園はタブレットを使って瞬時に情報を受け取れるため、従来の電話連絡の手間が大幅に軽減されるのです。これにより、保護者・保育園の双方にとって業務の効率が大きく向上します。

加えて、保護者へのお知らせの一斉配信機能も準備されています。あらかじめ用意されたテンプレートを使用することで、連絡事項を簡潔にまとめて送信できる仕組みも整っており、メールやスマホ通知、アプリ内のメッセージ機能を通じて情報を届けられます。

デジタル庁の政策と保育現場のデジタル化


日本全体で行政のデジタル化が進められている中、保育施設もその対象となっています。2021年に発足した「デジタル庁」は各省庁と連携し、デジタル化の推進を行っており、保育現場においてもICTを活用することが求められてきています。厚生労働省の検討会が発表した報告書にも、業務効率化にはICTの導入が不可欠とされています。特にCoDMONのようなSaaS型のサービスは、導入が容易であるため、保育現場でも広く使われるようになっています。

SaaSのメリット


SaaS(Software as a Service)は、ネットワークを介してソフトウェアの機能を提供するサービス形態で、多くの利点があります。具体的には、導入時間が短縮され、初期投資が少なくて済むため、コストを抑えつつ新しい技術を取り入れることが可能です。また、使用するユーザーからのフィードバックをもとに、既存機能の改善や新機能の追加が容易に行える点も大きな特徴です。

コドモンの実績


株式会社コドモンは、全国の約620自治体において導入されており、そのシェアは1位を誇ります。2023年度のサービス継続率は99.8%に達し、全国約20,000の施設で約40万人の職員が、約315万人の保護者が利用しています。保育者と保護者をサポートするための多角的なサービスを提供することで、保育現場をより良いものにしていくことを目指しています。

まとめ


香芝市におけるCoDMONの導入は、保育現場の進化を象徴するものです。保護者とのコミュニケーションや業務の効率化を図ることで、より良い保育環境を作り出すことが期待されています。今後の進展に注目が集まります。

会社情報

会社名
株式会社コドモン
住所
電話番号

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