顔認証技術を日常生活に取り入れた新しいマンションが名古屋に登場

名古屋に登場する全住戸顔認証マンション

2025年3月、中区松原に新たにオープンする「ザ・パークハビオ名古屋松原」に、DXYZ株式会社が開発した顔認証プラットフォーム「FreeiD」が導入されることが決まりました。

この新築マンションは、全ての戸で顔認証を採用した「全住戸オール顔認証マンション」として話題を呼んでいます。マンションは13階建てで、108戸の部屋があり、幅広いニーズに応えるデザインと便利な機能を兼ね備えています。

顔認証システムの導入背景

「ザ・パークハビオ名古屋松原」は、三菱地所レジデンスが手掛けた新しい賃貸物件であり、名古屋市の中区に位置しています。この物件は、その高品質な基本性能と洗練されたデザインで知られる「ザ・パークハビオ」ブランドの一環として開発されました。

DXYZと三菱地所レジデンスのコラボレーションにより、このマンションには「HOMETACT」という総合スマートホームサービスが取り入れられています。これにより、居住者は便利で快適な生活を享受でき、セキュリティ面も強化されています。特に、エントランスやサブエントランス、メールボックスなど、共用部や各戸の玄関も含まれているため、荷物を持った状態でも出入りが容易です。

「FreeiD」について

DXYZの「FreeiD」は、スマートフォンアプリを用いてユーザーの顔を登録することで、鍵や財布を持たずにさまざまなサービスを利用できる画期的なプラットフォームです。この技術は、入退室や決済、本人確認などの行動を顔認証でスムーズに行えるように設計されています。

「FreeiD」は、マンションだけでなく、オフィスや教育施設、商業施設など多岐にわたる用途で展開されており、利用シーンによって適切な顔認証技術を提供することが可能です。

今後の展望

「ザ・パークハビオ名古屋松原」は、2025年2月竣工、3月中旬には入居が始まります。DXYZは、この顔認証技術を通じて、多様化する居住者のニーズに応え、より便利で安全な生活環境を提供することを目指しています。

この新しいマンションは、デジタル化が進む現代において、住まいの在り方を映し出す実例として注目されています。マンションの設計と最新技術の融合により、居住者は新たな生活スタイルを手に入れられるでしょう。