期間限定『奥久慈しゃもフェア』開催中!
2月28日までの間、東京都内の4つの店舗で特別な『奥久慈しゃもフェア』が開かれています。このイベントは、茨城県の北部で育まれた地鶏、奥久慈しゃもの特別な美味しさを存分に楽しめる貴重な機会です。
奥久慈しゃもとは?
奥久慈しゃもは、雄の軍鶏と名古屋種およびロードアイランドレッドを交配した雌の地鶏です。この地域特有の地鶏は、専用の飼料や自然の食材を用いて育てられ、徹底した管理のもとで生産されています。広々とした鶏舎で自由に育つため、その肉質は低脂肪でしっかりとした弾力があり、深く濃厚な味わいを誇ります。特に2018年には、千葉県の食材が初めて国の地理的表示登録を受け、その存在感を一層高めました。
GI登録の重要性
GI(地理的表示)とは、特定の地理的地域から生まれる農林水産品や食品に与えられる保護制度です。奥久慈しゃもがGI登録を受けたことで、価格や品質の安定が図られています。これにより、消費者は安心して奥久慈しゃもを楽しむことができるようになりました。日本の地鶏では初のGI登録を果たしたこの地鶏は、名古屋コーチンや秋田比内地鶏を超えた品質を誇っています。
奥久慈しゃもの生産と管理
1985年に設立された奥久慈しゃも生産組合は、品質管理を徹底し、高品質な地鶏の供給を実現しています。生産から販売に至る全ての工程を管理することにより、トレーサビリティも確保されており、消費者にとって非常に安心感があります。
この生産組合は、地鶏の血統を100%保ちながら、飼育期間を120日以上に設定しており、平飼い方式で自然に育てることが一番の特徴です。このような徹底した管理体制によって、優れた品質を持つ奥久慈しゃもが育まれています。
大子町の魅力
奥久慈しゃもの故郷、大子町は茨城県北西部に位置し、日本三大名瀑の一つである袋田の滝を中心とした美しい自然が魅力です。また、周囲の山々の清らかな水と肥沃な土地で育った特産物が豊富です。特筆すべきは、奥久慈しゃもをはじめとした地元の饗応が注目されており、大子産米や奥久慈茶、奥久慈りんごなども高い評価を受けています。
フェアの詳細
『奥久慈しゃもフェア』では、奥久慈しゃもを活かした多彩な料理が楽しめます。都内の以下の4店舗で、奥久慈しゃもの美味しさを堪能することができます。
- - リストランテ・ダ・フィオーレ (表参道)
- - 小松庵 総本家 (駒込本店、丸の内オアゾ店、ソラマチ店での営業)
今回のフェアでは、フードアナリストの藤原浩氏や、銀座の名店「バードランド」の和田利弘氏による特別イベントも開催されます。奥久慈しゃもの滋味深い美味しさをたくさんの人に体感してもらいたいという思いから、このフェアは企画されました。ぜひ、皆さんお誘い合わせの上、訪れてみてはいかがでしょうか?
まとめ
他にはない素晴らしい奥久慈しゃもを通じて、地域の魅力や食文化が伝わるこのフェアをお見逃しなく。奥久慈しゃもを味わいながら、茨城県の自然と文化を感じてみるのも良いですね。