パーソルワークスイッチコンサルティングによる滋賀県デジタル人材育成
パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社(以下、パーソルWSC)は、「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げ、滋賀県の「令和6年度デジタル人材育成研修および相談支援業務」を受託しました。この取り組みは、業務効率化や行政サービスの向上を目指し、デジタル人材の育成を支援することが目的です。
業務内容と進行状況
本事業は、令和4年度からスタートし、令和6年度までの3年間にわたります。滋賀県の行政組織においては、「デジタル人材の偏在」や「デジタル人材の不足」といった問題が指摘されており、それらの解決を目指してパーソルWSCが活動をします。具体的には、毎年150名を対象にした「スキルセット研修」や全職員対象の「階層別マインドセット研修」を行い、デジタル人材育成を進めます。
さらに、DX(デジタル・トランスフォーメーション)を促進するための「DX啓発コミック」制作や、独自のスコアリングサービス「Work Switch Score Survey」を活用した効果測定も行い、滋賀県のデジタル人材育成の強化に努めます。今年度は、これらの施策を進めながら、職員のエンゲージメント向上にも寄与する取り組みを行う予定です。
滋賀県のデジタル人材育成計画
滋賀県では、DX推進に向けた「滋賀県職員デジタル人材育成計画」が令和4年6月に策定されました。この計画に基づき、さまざまな研修や専門家による相談支援が行われています。パーソルWSCは、デジタル人材育成の経験が豊富な業務コンサルタントを提供し、計画の実施に貢献していきます。
研修内容の詳細
研修は、職員の役職に応じた階層別研修を行い、マインドの変革やデジタルスキルの習得を目指します。具体的には、令和6年8月から令和7年1月の期間に、12種類、約40回の研修を予定しています。また、職員からの相談に対応できる「よろず相談会」や「kintoneアプリ作成相談会」も実施し、実践的な支援を行います。
県責任者のコメント
滋賀県総合企画部のDX推進課課長補佐の山形和幸氏は、「デジタル人材450人を育成し、その人材が各職場で活躍できるような支援を行っている」とコメント。育成した人材によってDXが推進されることを期待しています。
パーソルWSCの役割
パーソルWSCは、今回の取り組みにおいて「デジタル人材を育成する総合的な研修と相談支援」を一体的に提供します。行政におけるデジタル化の推進は地域住民の生活向上につながるため、持続可能な社会の実現に向けた貢献が求められています。
このような取り組みを通じて、デジタル人材の育成が進むことにより、滋賀県の行政サービスが一層向上することを期待しています。今後の進展にも注目が集まります。