Web3技術が変えるデータセキュリティの未来
2025年9月30日から10月1日にかけて、池袋のサンシャインシティにて、経済安全保障対策会議・展示会(ECONOSEC)が開催されます。この展示会は、日本における経済安全保障に関する情報共有を促進し、国際競争力を高めることを目的としています。この特別な場において、Casley Deep Innovations(キャスレーディープイノベーションズ)が、自社の革新的な技術「furehako®」を発表します。
ECONOSECの意義
ECONOSECは、産業界が持続可能な社会を目指す上での重要なイベントです。特に近年、サイバー攻撃や情報漏洩のリスクが高まる中、経済安全保障は非常に重要なテーマとなっています。出展者の中でも、キャスレーディープイノベーションズの「furehako®」は、その先進的なアプローチにより特に注目されています。
furehako®の進化
Casley Deep Innovationsは、Web3技術を活用した非サーバー型機密分散ストレージ「furehako®」を開発しています。この技術は、データを断片化し、暗号化したうえで複数のノードに分散保存することで高いセキュリティ性を実現します。この技術を用いることにより、データの改ざん防止や、閉域ネットワーク内での安全なデータのやり取りが可能になります。このように、従来のクラウドやデータセンターに依存せず、新しいデータ基盤としての役にも立つのです。
「furehako®」は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)による高度通信・放送研究開発委託研究に採択され、高弾性化の技術開発も進行中です。また、2025年4月には大手ITディストリビューターとの販売代理店契約も締結し、販売体制を整備しています。
出展内容
展示会当日は、キャスレーディープイノベーションズのブースC-3にて「furehako®」のデモが実施されます。お客様からのユースケースに合わせて、デモデータを使ったデモンストレーションが行われ、データの断片化や分散保存の過程が紹介される予定です。特に注目されるのは、データがどのようにハッシュ値により一意の状態でブロックチェーン上に保管されるかというプロセスです。これにより、データがリアルタイムでどれほど安全に管理されるかを体感することができます。
また、弊社の代表取締役である砂川和雅が出展者プレゼンテーションにも登壇予定です。プレゼンテーションでは、分散コンピューティングによるデータ主権と保護の重要性について議論されることが予告されています。サイバー攻撃や自然災害時における情報の保全が求められる中、その取り組みと技術的な進展も共有されます。
まとめ
ECONOSECでの出展は、キャスレーディープイノベーションズにとって新たな一歩だと言えるでしょう。今後、経済安全保障の観点からも、多くの企業が「furehako®」のような革新的な技術に注目し、導入を進めることが期待されます。安全で持続可能なデータ管理基盤の構築には、今後も多くの技術革新が不可欠です。興味のある方はぜひ、このイベントに足を運び、最新の技術を体験してください。