思いやりが社会をつなぐ、2025年の歳末たすけあいイベント
2025年12月、認定NPO法人おてらおやつクラブが主催する「歳末たすけあいイベント」が、皆さんを迎え入れます。このイベントは、子どもたちの支援が求められる現場でのリアルな課題を伝えることを目的としており、全3企画が予定されています。これらの企画は、オンライン及び都内会場で行われ、全て参加は無料。誰でも気軽に参加できる内容となっているのが魅力です。
イベント概要
1. あなたも誰かのサンタクロース ── 利他がめぐる社会へ
日時: 2025年12月4日(木)12:00–13:00
場所: オンライン(Zoom)
この対談では、認定NPO法人チャリティーサンタの代表清輔夏輝さんと、おてらおやつクラブの松島靖朗が登壇。子ども支援の現場から見える「今本当に必要な支援」とは何か、そして私たち一人一人の思いやりがどのように社会に影響を与え得るのかを語り合います。この対話を通じて、参加者自身が「誰かのサンタクロース」になれるような支え合いの形を考えていきます。
2. 利他を問い、利他を実践する
日時: 2025年12月5日(金)17:00–19:00
場所: 大養寺ホール(東京都港区虎ノ門)
このセッションでは、アイスタイルの取締役山田メユミさんと松島靖朗が登壇し、現代社会においてなぜ「利他」が重要なのかを掘り下げます。日常生活における利他の実践方法について考え、さらには体験型のワークショップで自らの“利他の一歩”を見つける時間を設けます。
3. 支援を必要とする子どもたちにおやつを届ける
日時: 2025年12月11日(木)19:00–20:00
場所: オンライン(Zoom)
このオンライン説明会では、おてらおやつクラブの10年間の活動を振り返り、全国約2万世帯のひとり親家庭とのつながりについてお伝えします。「活動を知りたい」、「子どもたちに力を貸したい」と思っている皆さんにピッタリの内容です。
社会背景
現在、全国のひとり親家庭では、物価高騰が生活に深刻な影響を及ぼしており、多くの家庭が食費や光熱費を削減せざるを得ない状況にあります。その結果、子育てに大きな負担がかかっています。おてらおやつクラブは、そんな現状を受けて設立されてから10年間、寺院から家庭へと食品や日用品を届ける活動を続けており、これまでに約2万世帯の家庭と支援をつなげてきました。支援が必要な家庭からの声は、コロナ禍を経て増加する一方であり、今回のイベントは、その声を広く知ってもらい、次世代へと“思いやりがめぐる社会”をつなげるための場でもあります。
多様な形での支援の呼びかけ
子どもたちを支援するためのアクションはイベント参加だけではありません。ふるさと納税や寄付、さらには12月に発売予定の書籍『おやつのおぼうさん』の購入など、支援の方法は多岐にわたります。一人ひとりの思いやりが、すべての子どもたちの冬を温かく支える力になるのです。この12月、皆でそのつながりを感じられる時間を過ごしましょう。
認定NPO法人おてらおやつクラブについて
おてらおやつクラブは、全国の子どもの貧困問題を解決すべく設立。お寺にお供えされた様々な「おそなえ」を通じて、困難を抱えるひとり親家庭へと「おすそわけ」を行っています。
おてらおやつクラブの公式サイト
お問い合わせ
詳細な活動状況については、2024年度のインパクトレポートもご覧ください。
インパクトレポート