国連のアンバサダー選出
2025-08-06 13:42:25

金沢工業大学の学生3名、国連「UNDP Student Ambassador」に選出

国連開発計画(UNDP)と金沢工業大学の新たな挑戦



金沢工業大学から選ばれた3名の学生、島田颯稀さん、Amanda Rosario Josephine Gabriella Anribaliさん、そして山本七菜さんが、国連開発計画(UNDP)の「UNDP Student Ambassador Programme」に選ばれました。このプログラムは、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向け、国内外で活動する若いリーダーを育成することを目的としています。

SDGs Global Youth Innovatorsの活動



選ばれた3名は、「SDGs Global Youth Innovators」という学生団体に所属し、これまでに数々のSDGs関連の取り組みを行ってきました。それぞれが環境や化学の専門分野で学んでおり、今後の9ヶ月間、UNDPと連携して、SDGsの普及活動やフィールドワーク、政策提言、イベント運営などに取り組むことが期待されています。

学生たちの集合写真

UNDP Student Ambassador Programmeとは?



UNDPは貧困や気候変動といった問題に取り組む国連の主な機関であり、SDGsの策定に大きな役割を果たしてきました。この「UNDP Student Ambassador Programme」は、2022年度に開始された若者の参画を促すための取り組みです。全国の大学生・大学院生を対象に、SDGs達成へ向けた研修や実践支援が行われています。

活動内容は多岐にわたります。選出されたアンバサダーは、国際協力に関する公式研修に参加し、地域や大学、企業と連携してのイベントやワークショップを運営します。また、自身の関心に基づくアクションプランを立案し、SNSなどを通じて情報発信を行うことも求められます。これにより、学生間でのネットワーク作りが促進され、社会変革に寄与することが期待されています。

キックオフイベントの様子



7月17日、国際連合大学で行われたキックオフイベントでは、島田さんが出席し、他の二人はオンラインで参加しました。しかし、彼女たちは全世界の学生アンバサダー仲間とともに、新たな仲間としての自己紹介を行い、UNDPの職員からの貴重なアドバイスを受けるなど、充実した内容で進行されました。

金沢工業大学のSDGs教育の意義



金沢工業大学SDGs推進センターは持続可能な社会の実現を目指し、「教育」「地域デザイン」「ビジネス」各分野で一貫した取り組みを行っています。この取り組みが評価され、金沢工業大学は第1回「ジャパンSDGsアワード」で受賞するなど、国内外から高い評価を受けています。特に、プロジェクトベースの学習(PBL)を取り入れ、実社会の問題に積極的に取り組む姿勢を持つ学生を育成しています。

今後の活動と展望



今後、選出された学生たちはUNDPによる研修を受けつつ、地域や企業と連携したプロジェクトを自ら設計・実施することになります。金沢工業大学ではすでに「SDGs Global Youth Innovators」などの課外活動が展開されており、これらの活動と連携することで、SDGsの普及活動が一層広がることが期待されています。選ばれた学生たちが世界で活躍するための貴重な第一歩となることでしょう。

今後も、金沢工業大学は国際機関との連携やSDGs教育の推進を通じて、持続可能な社会の実現に向けての歩みを続けていくそうです。


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