「口コミロボ™」で小規模店舗の集客を支援する新たな挑戦
大阪府豊中市に拠点を持つSweetLeap株式会社、通称アドキタが、集客に悩む小規模店舗のために開発したAIサービス「口コミロボ™」を提供しようとしています。このサービスは、店主が本来のビジネスに集中できるようにサポートすることを目的としており、12月に行われるピッチイベント「Dream Pitch」でその魅力を披露します。
背景:小規模店舗の厳しい実情
「本当に良いものを提供している自信はあるが、集客まで手が回らない」というのは、多くの小規模店舗が抱える共通の悩みです。SweetLeapの代表である石谷太志氏は、かつて和菓子職人として、多くのお客様の喜びを受け取ってきました。しかし、店の存在を知られることがなければ、どんなに優れた商品でも意味がありません。集客という専門でない業務の手間が、本来の仕事を圧迫する現実を、彼自身の経験から痛感していました。
AIサービス「口コミロボ™」の誕生
石谷氏は、時間がない小規模店舗の店主たちが、集客活動に時間を奪われている光景を目の当たりにし、。その問題を解決するために「口コミロボ™」を開発しました。この友好的なAIサービスは、来店客が30秒で答えるアンケートを通じて、彼らの想いや感想を言語化し、実際の口コミとして店主に届けるものです。
このプロセスにより、顧客は「応援したい」という感情を簡単に表現でき、店主はその声に基づいたサービスの改善に努めることができます。また、このAIは、確かな商品やサービスを守りながら、集客を行うための“右腕”となることを目指しています。
実績と期待される成果
先行して導入した店舗では、平均売上が1.7倍に増加したとのデータが出ています。この驚異的な成果は、店主が自身の本質的な価値提供に集中できた結果だと考えています。店主たちが美味しい商品を提供することに専念できる環境を作り出すことが、顧客と店舗双方にとってのウィンウィンの関係を築く鍵となるのです。
ピッチイベントで伝えたい理念
「Dream Pitch」への登壇は、SweetLeapにとって新たな挑戦の始まりです。石谷氏は、ステージ上で「口コミロボ™」の具体的な機能説明にとどまらず、元職人としての経験から得た教訓を基に、「良い商品を持つ店舗が、その価値にふさわしい評価を得る社会」を目指すビジョンを語ります。そして、その実現に向けた熱い想いを観客に届ける予定です。
集客力の差で勝負が決まるのではなく、その店が提供する商品やサービスの質、そして店主の想いが正当に顧客に届く社会を目指すこの取り組みに、ぜひ注目していただきたいと思います。
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