株式会社LinQ、執行役員CFOに中井基樹氏が就任
株式会社LinQ(本社:東京都渋谷区)は、元株式会社キュライオのCEO、中井基樹氏が新たに執行役員CFOに就任したことを発表しました。中井氏の豊富な経営経験とファイナンスの専門知識が、急成長を遂げている位置情報共有アプリ「whoo」のさらなる発展に寄与することが期待されています。
就任の背景
「whoo」は、友人同士がリアルタイムで位置情報を共有し、お互いのつながりを深めるためのプラットフォームです。現在、このアプリのダウンロード数は2800万を超え、特にZ世代の若年層からの支持を受けており、急速な成長を見せています。この成長を後押しするためには、事業経営感覚を持つCFOの確保が緊急の課題だったのです。
中井氏はスタートアップ業界での幅広い経験、特にファイナンスに関する専門的な知識を併せ持ち、事業拡大や収益化戦略の実行が不可欠な現状において、最適な人材であると判断されました。
中井基樹の経歴
中井氏はマンチェスター大学ビジネススクールを卒業後、JPモルガン証券に入社し、金融法人グループでのIPO業務を担当しました。起業後は、ディー・エヌ・エーや株式会社ジラフのCFOを経て、2019年に創薬スタートアップの株式会社キュライオを創業しました。この会社ではAIを用いた創薬の新たなアプローチを追求しましたが、2025年に破産申請に至りました。
その後、中井氏は7年前に株式会社ジラフで出会った現CEOの原田豪介氏と再会し、LinQへと参加することを決意しました。彼の豊富な経験と情熱がLinQの発展に大きな影響を与えることが期待されています。
中井基樹 氏のコメント
中井氏はCFO就任に際し、「whoo」はZ世代の新たなコミュニケーションの場として成長しており、その中心としてLinQでの役割を果たせることに喜びと責任を感じています。「whoo」が日本発のSNSとして国際的な成功を収める可能性があるとし、これまでの経験を活かし社会に新たな価値を提供する意欲を示しました。
CEO 原田豪介のメッセージ
原田CEOは、中井氏との再会を非常に嬉しく思い、LinQのビジョンが『世界中で利用されるコミュニケーションアプリを創出する』ことであると強調しました。彼の学びや経験を元に、LinQは着実に成長に向けた体制を築いていくと述べています。今後、両者の豊かな経験を基にした強固な財務基盤が、グローバルな挑戦を支えることになるでしょう。
中井基樹氏の就任とともに、株式会社LinQが新たなステージへと進むことが期待されています。