アーリーワークスと東京工業大が提携
2019-02-06 20:00:06

独自ブロックチェーン技術の研究でアーリーワークスと東京工業大学が協力開始

独自ブロックチェーン技術の発展に向けて



株式会社アーリーワークスは、東京工業大学 情報理工学院 数理・計算科学系の首藤 一幸准教授との共同研究を開始しました。ブロックチェーン技術は、AIやIoT、ビッグデータと共に、最近の技術の中で注目を集めていますが、特に情報セキュリティの向上が求められています。この背景の中、アーリーワークスの独自ブロックチェーン技術「Proof of Rounds」が注目されています。

ブロックチェーン技術の重要性


ブロックチェーンは、データの信頼性を確保するための革新的な技術です。物流業界では、偽造防止や情報流出のリスク低減に寄与することが期待されています。しかし、従来のブロックチェーンには、スピードやスケーラビリティの問題があり、企業の導入は進んでいないのが現状です。

「Proof of Rounds」の革新


アーリーワークスは、データベースと同じように低秒で動作する超高速のブロックチェーンの開発に取り組んでおり、これが「Proof of Rounds」と名付けられました。この技術は、ユーザーにとっての使用感を損なうことなく、非常に安全なデータ管理が可能です。首藤准教授の専門知識を活かし、合意形成アルゴリズムの試験や評価を行うことで、さらに高いパフォーマンスの実現を目指します。

協働の狙いと具体的な活動


この協力関係では、首藤准教授からの学術的な知見を得ることが重要です。企業・学術の両面からのサポートを受けながら、共同でさらなる技術のブラッシュアップを行っていきます。具体的には、定期的なミーティングや研究結果の共有を通じて、問題点の解決や技術の向上に努め、最新のブロックチェーン技術を提供していきます。

今後の展望


アーリーワークスは、この新たな提携が企業やユーザーのニーズに応えるブロックチェーン技術の確立に繋がると期待しています。安全性と使いやすさを兼ね備えたシステムを開発することで、より多くのビジネスシーンにおいて活用され、業界全体の信頼性向上に寄与できるよう取り組んでいきます。

首藤 一幸准教授について


首藤准教授は、大規模分散システムやブロックチェーンの研究で知られる専門家です。1998年から早稲田大学や産業技術総合研究所での職務を経て、2008年に東京工業大学に移籍し、現在は准教授として活躍しています。彼の研究は、ネットワークの観点からブロックチェーンを探求するもので、幅広い知識と実績を持っています。また、若手ITクリエイターの育成にも力を入れています。

アーリーワークスと首藤准教授との協力は、今後の技術革新とその成果に大きな期待が寄せられています。

会社情報

会社名
株式会社アーリーワークス
住所
東京都台東区上野5-7-11MRビル 3F
電話番号
03-5614-0978

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