「とりマニア」展
2025-10-01 18:55:24

2026年に開催される「とりマニア」展で美しい鳥たちを楽しもう

2026年「とりマニア」展とは



2026年1月24日から3月29日まで、逸翁美術館で特別展示「とりマニア」が開催されます。この展示では、古来から愛されてきた鳥たちをテーマに、国内外の美術工芸品を通じてその美しい姿を堪能できます。逸翁美術館は、阪急阪神東宝グループの創業者、小林一三の雅号を冠した美術館であり、1957年に開館して以来、数多くの選りすぐりのコレクションを展示してきました。

展示内容と魅力



「とりマニア」展では、約5,500件の美術工芸品や22,000枚の歌舞伎関連資料から選ばれた、鳥にまつわる作品が一堂に会します。鳥は古くから画題として人気が高く、花鳥画は日本の絵画に欠かせないテーマと言えます。また、和歌や俳句に詠まれるなど、文化的にも深い関係が結ばれています。非常に多様な鳥たちの姿が描かれており、展示会場ではその様子をじっくりと観賞することができます。普段は見ることのできない貴重な作品も多数展示される予定ですので、訪れる方々はまるで「バードウォッチング」をする気分でお楽しみいただけることでしょう。

小林一三の視点



小林一三自身は酉年生まれであり、特に鳥に対する親しみを持っていました。彼が詠んだ「鶏鳴暁を破って七返る初日出哉」という句も、彼自身の人生観を反映したものと捉えられます。このように、一三さんにとって鳥は特別な存在であり、その思いを込めたコレクションは本展の魅力を一層深めています。

イベント情報



「とりマニア」展では、さまざまな関連イベントも企画されています。特に注目されるのが3月7日に開催されるトークイベント「とりに誘われて─めくるめく野鳥の世界」。漫画家・イラストレーターの鳶田ハジメ氏を講師に迎えたトークセッションでは、野鳥観察の魅力が語られます。参加者は、入場券が必要ですが、聴講は無料です。また、定員は100名の先着順となるため、早めの申し込みが推奨されます。

茶室「即心庵」もお楽しみ



さらなる目玉として、館内にある椅子式の茶室「即心庵」では、毎週日曜日に呈茶サービスを実施します。これは小林一三が手掛けた「即庵」がベースとなっており、伝統的な茶道と現代的な作法が融合したアットホームな空間です。薄茶と和菓子を楽しむひとときは、特に展覧会の合間にリラックスできる素晴らしい体験です。

開催情報



  • - 開催期間: 2026年1月24日(土)~3月29日(日)
  • - 休館日: 毎週月曜日
  • - 開館時間: 10時00分~17時00分(入館は16時30分まで)
  • - 会場: 逸翁美術館(大阪府池田市栄本町12-27)
  • - 観覧料:
- 一般: 700円(各種割引・団体:500円)
- 学生(高校生以上): 500円(同上:400円)
- 中学生以下: 無料

春の訪れを告げる美しい鳥たちの世界に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
阪急阪神ホールディングス株式会社
住所
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