GMOの教育DXツールが高校「情報Ⅰ」教科書対応を拡大

教育DXの新たな扉を開く「コエテコStudy byGMO」

GMOメディア株式会社（代表取締役社長：森輝幸）が展開するAIを活用した教育DXサービス「コエテコStudy byGMO」が、全国の高等学校における科目「情報Ⅰ」教科書のシェアを8割以上カバーすることに成功しました。このサービスは、教科書に沿った教材の提供を通じて、教育現場のニーズに応えています。近年、教育のデジタル化が進む中で、特に高等学校の生徒たちは多様な学習スタイルに合わせた教材を求めています。

教科書対応の拡充

「コエテコStudy byGMO」は、情報Ⅰの教科書対応を以前の2社から新たに4社に拡大しました。これにより、実教出版株式会社、東京書籍株式会社に加えて、日本文教出版株式会社と株式会社大修館書店が新たに提携先に名を連ね、全国の高等学校の教科書採択状況に対応した教材の提供ができる体制が整ったのです。これにより、教育現場での活用がますます容易になります。

NHK高校講座との連携

加えて、NHK高校講座とのAPI連携により、関連する動画コンテンツへのアクセス機能も追加されました。生徒は演習問題に解答した後、関連する解説動画を簡単に視聴できるようになり、問題演習と視覚的な学びを組み合わせることが可能です。この連携は2025年7月に本格的に全ユーザーに提供される予定です。

教育現場への貢献

教育現場では、採用する教科書が学校ごとに異なるため、様々な教材やコンテンツが必要とされています。「コエテコStudy byGMO」は、このニーズに応えて柔軟な教材の提供を進めており、学校や生徒にとっての支援体制を強化しています。さらに、このプラットフォームは業務効率の向上と学習効果の最大化に寄与することが期待されています。

安心・安全なサービス

GMOメディアは、著作権について十分な配慮を行い、公式ライセンス契約に基づいて「コエテコStudy byGMO」を運用しているため、安心して使用できる環境が整っています。また、問題生成エンジンに使用されているRAG（Retrieval-Augmented Generation）技術により、情報の精度を高めつつ、ハルシネーションを抑制することで、より信頼性の高いAIサービスを提供しています。

将来的な展望

今後も、GMOメディアは「コエテコStudy byGMO」の提供するAI作問技術やCBTプラットフォームを元に、さらなる教科書会社との連携を計画しています。教育現場の負担を軽減しつつ、学習効果を高める取り組みを進めることで、デジタル教科書の普及や教育DXの加速に寄与していく方針です。

定期ウェビナーの開催

また、GMOメディアでは「コエテコStudy byGMO」に関する定期ウェビナーを開催し、高等学校の教員に向けてプラットフォームの機能や活用方法を説明しています。興味のある教員は、ぜひ参加を検討してください。ウェビナーは毎週火曜と木曜の17時から行われ、参加は無料です。

教育現場の革新を進める「コエテコStudy byGMO」は、今後も教育のデジタル化に大きく寄与することでしょう。