広島市にある叡啓大学では、2024年12月10日(火)に国際シンポジウム「ブルークレジットの現状と将来」が開催されます。このシンポジウムは、公益社団法人化学工学会 環境部会水環境分科会が主催し、叡啓大学が後援するものです。
近年、地球温暖化対策として、二酸化炭素の排出削減が世界的に求められています。その中で注目されているのが、海洋生態系が吸収した炭素である「ブルーカーボン」です。ブルークレジットは、このブルーカーボンを対象とする新たなカーボンクレジット制度であり、企業が排出削減目標達成のために活用できる可能性を秘めています。
今回のシンポジウムでは、ブルークレジットの現状と将来について、様々な角度から議論が交わされます。
登壇者は、ユネスコ政府間海洋学委員会(IOC)議長を務める道田豊氏をはじめ、ブルークレジットに関する研究者や企業関係者など、計5名です。それぞれの専門分野から、ブルークレジットの科学技術的な側面、社会実装に向けた取り組み、国際的な流れなど、多岐にわたる話題が紹介されます。
参加費は無料です。興味のある方は、12月5日(木)までに下記の申込フォームから申し込んでください。
https://forms.gle/WrGgqdiQpDR3RUhg8
当日は、叡啓大学学生による逐次通訳が行われますので、日本語と英語のどちらでも参加できます。
このシンポジウムは、ブルークレジットに関する理解を深め、社会実装に向けた議論を促進する貴重な機会となります。皆様のご参加をお待ちしております。