能登の酒を応援するプロジェクトが大丸松坂屋で始動
2026年4月より、大丸松坂屋百貨店は「能登の酒を止めるな!」プロジェクトをスタートさせます。この企画は、震災からの復興を支援することを目的とし、全国の大丸・松坂屋の9店舗で「能登の酒蔵と協力蔵による共同醸造酒」と「被災後に再開した酒蔵による自社醸造酒」を販売するというものです。
酒蔵の情熱を直接感じる
開催期間中、各店舗に蔵元や杜氏が来店し、酒造りや復興への熱い思いをお伝えする予定です。酒造りに関する話や、復興への夢を聞きながら、彼らの情熱を直に感じることができる貴重な機会です。試飲や販売も行われ、今期の新酒を200本ずつご用意。各店舗での取り扱い商品が異なるため、訪れるたびに違った体験ができるでしょう。
参加酒蔵のご紹介
ここでは、いくつかの参加酒蔵とその自慢の酒を紹介します。
数馬酒造(石川県能登町)
古くから「竹葉(ちくは)」を造り続ける数馬酒造。ここでは「大丸松坂屋限定 竹葉 純米吟醸 原酒」を販売中。この酒は、能登産五百万石と金沢酵母で造られ、爽やかな香りが特徴です。
鶴野酒造店(石川県能登町)
「谷泉」の名を持つ歴史ある酒蔵。地震の影響で、全壊した蔵から救出した原料で作られた「谷泉×手取川 山廃貴醸酒 生原酒」を提供します。フレッシュでジューシーな味わいが楽しめ、その復活劇に感動を覚えるかもしれません。
白藤酒造店(石川県輪島市)
「奥能登の白菊」を醸す白藤酒造店は、約1年3カ月の休業を経て、自社酒造りを再開。特別純米の無濾過生原酒「奥能登の白菊 貴醸酒 2025BY」をリリースし、上品でフレッシュな香りを堪能できます。
日吉酒造店(石川県輪島市)
大正元年創業の日吉酒造店。地震で90%の在庫を失いましたが、共同醸造で生まれた「金瓢白駒×手取川 生」も注目です。辛口の味わいが特徴で、力強い米の旨味を楽しめます。
松波酒造(石川県能登町)
明治元年創業の松波酒造は、特徴的な「極寒仕込み」で知られます。新しい試みに挑戦し、共同醸造で「大江山×二兎 生酒」を販売。シュワッとしたフレッシュさが口の中に広がります。
共同醸造の重要性
一つの酒の背後には、無数の人々の情熱と努力が込められています。特に、このプロジェクトは、官民連携の復興支援事業からの助成を受けており、地元の酒蔵を応援する重要な取り組みです。寄付金を駆使した「能登復興応援基金」が後ろ盾になり、地域の酒造りの再開に寄与しています。
おわりに
「飲むことが、応援になる。」というメッセージのもと、このプロジェクトは可能な限り多くの人々に能登の酒を届けることを目指しています。大丸松坂屋百貨店で開催されるこのPOP UPが新たな出発点となり、能登から復興の力を感じましょう。是非、現地で蔵元の情熱を体感しながら、味わいあるお酒を楽しんでください。