山田牧場の未来を切り開く新たなファンド
熊本県阿蘇郡西原村に位置する有限会社山田牧場が、ミュージックセキュリティーズ株式会社の運営するクラウドファンディング「セキュリテ」において、地域と酪農の未来をつくるためのファンドを公開し、注目を集めています。このファンドの名称は『地域と酪農の未来をつくる山田牧場ファンド』。事業の目標は、循環型農業を通して地域の魅力を伝えることにあります。
地域とともに歩む酪農
山田牧場の代表である山田氏は、長年にわたり、地元農業のリーダーとして活動してきました。彼は、地域の農家たちと密接なつながりを持ちながら、困難な状況でも地域を支え続けてきました。特に印象的なのは、2016年に発生した熊本地震の際、山田氏は被災した酪農家たちを一丸となって再建へと導いたことです。彼は「誰一人離農させない」という強い信念を胸に、被害に遭った農家たちを励まし、コミュニティを再生させました。
ファンドの目的と特典
このファンドの募集金額は600万円で、一口の金額は31,200円(出資金30,000円、手数料1,200円)です。資金は、循環型農業と顔の見える酪農を維持するための運転資金として活用されます。投資家の支援者には、売上に応じた分配金が提供されるほか、阿蘇の自然の恵みを込めた商品、例えば成分無調整の牛乳や濃厚なバター、ジェラートなどの特典も用意されています。地域の特産品を味わいながら、その利益がどのように地域に還元されるかを実感できます。
山田代表の想い
山田氏の姿勢は「地域の未来を切り拓くリーダー」という評価を受けており、2020年には旭日双光章を受章しました。彼は今、75歳を迎え、地域とともに未来を育てることに全力を注いでいます。ファンド発表時には、「酪農を通して、この村の魅力を全国へ伝えたい」と語り、新たな挑戦に意欲を燃やしています。彼の情熱は多くの支援者を引き寄せる力となるでしょう。
地域を守るための挑戦
山田牧場では、健康な牛から製造される新鮮な牛乳だけでなく、自家製のスイーツやアイスクリームも人気です。観光名所としても知られる「ミルクの里」には、年間10万人以上が訪れています。こうした事業は、地域経済への貢献だけでなく、地元農業の持続可能性を強化する重要な要素です。
山田氏の取り組みは、次世代への希望を託す姿勢そのものです。このファンドを通じて、地域と農業の未来を共に育てる仲間となっていただけることを心より願います。興味のある方は、ぜひファンドページをチェックしてみてください。支援が地域に与える影響を一緒に感じましょう。
お問い合わせ先
公式サイトや各種SNSを通じたさらなる情報提供が行われていますので、ぜひご参照ください。