南三陸の防災キャンプ
2024-09-11 13:24:35

防災への備えを実践する南三陸の防災キャンプの魅力

実践型防災プログラム「防災キャンプそなえ」の魅力



宮城県南三陸町で提供される「防災キャンプそなえ」は、2015年から始まった実践型の防災プログラムです。本プログラムは、2011年の東日本大震災を経験した町民の証言や避難所の実際の状況を基に、多くの人々に自然災害への備え方を提案しています。近年、全国で自然災害が頻発している中で、より多くの人に関心を持っていただくために、リーフレットも新しく公開されました。これにより、キャンプの内容や参加申込みがより分かりやすくなっています。

防災キャンプの内容



「防災キャンプそなえ」では、参加者が自然災害発生時の状況を体験することができます。具体的には、旅行や研修で南三陸町に訪れた際に、突然の災害が発生したという想定のもと、実践的な訓練を行います。これは、津波が襲来するという状況を想定し、高台にある避難所へと避難するという流れです。

参加者が避難所に到着すると、電気や水道が実際に停止している状況の中で、さまざまな困難やミッションに直面します。避難者の受け入れや避難所の運営、宿泊の準備、食事の確保など、限られた情報や備蓄品の中で多くの課題を解決する必要があります。このように、1日目のプログラムは実際の災害の初動をリアルに再現しており、参加者に強い印象を与えます。

体験を通じた学び



キャンプの終わりには、「あの日、あの晩の出来事」と題したセッションを設けており、実際に震災を体験した地元の人たちが、当時の思いや教訓を語ります。これにより、参加者は生の声を通じて、防災についての理解を深めることができます。さらに翌朝には「明日に備えるシミュレーションワーク」が行われ、地域や企業を想定した備え方を考えるワークショップが実施されます。

このように、参加者は様々な予測不能な状況を体験することで、「知っているだけの備え」から「明日から実践できる備え」へと意識を高めることができます。

出張版防災キャンプ



「防災キャンプそなえ」は、通常は南三陸町での実施ですが、現地に訪問できない方々のために、全国各地でも同様のプログラムを提供しています。これにより、より多くの人に防災への理解を深めてもらう機会を提供しています。

詳細やお問合せは、南三陸観光ポータルサイトから確認できます。あなたも「防災キャンプそなえ」に参加し、備えについて考えてみませんか?


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

会社情報

会社名
一般社団法人南三陸町観光協会
住所
宮城県本吉郡南三陸町志津川五日町200番地5
電話番号
0226-47-2550

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。