「StepLab＋」登場！歩行分析を変える新機能連携と評価システム

新しい歩行分析のスタイル「StepLab＋」

株式会社HELTECが自社開発したモバイル歩行分析ツール「StepLab」が、さらに進化を遂げました。この度、クラウド機能と大規模言語モデルのChatGPTを組み合わせた「StepLab＋」がリリースされ、より高精度で効率的な歩行分析を可能にしています。

StepLab＋の特徴

1. モバイルでの計測データの一元管理
StepLabでは、専用のIMUセンサーを足部に装着し、速度や歩数、歩幅などさまざまな歩行因子を14項目にわたり瞬時に測定できます。そのデータはクラウドに保存され、パソコンやスマートフォンを通じて簡単にアクセス可能。研究者や医療従事者は、被験者ごとのデータ推移を追跡しやすくなり、全国平均との比較もしやすくなっています。さまざまな計測端末を使用している場合でも、複数のデータを一元化できるのは大きな利点です。

2. ChatGPTによる歩行評価とアドバイス機能
新たに搭載されたChatGPT機能では、計測された歩行因子をもとにAIが評価コメントを生成します。この機能は、学術論文や実測データから得たリファレンスデータをもとにしたもので、従来の数値だけでは実現できなかった質の高いフィードバックを提供します。個人のデータに対する評価や簡単なトレーニングアドバイスが行えることで、患者や被験者にとって非常に有益です。

3. エビデンスに基づいた判断
StepLab＋では、14項目の歩行因子が数値化され、計測結果の推移も容易に確認可能。リハビリや施術の評価を客観的に行うことができるため、患者の状態を数値的根拠に基づいて説明できます。また、改善効果の可視化が行えることで、患者のモチベーションを高める助けにもなります。

国際的な認知

2024年5月には、韓国金海で行われた韓国臨床運動治療学会に招待され、「StepLab＋」の臨床適用に関する新しい方法が紹介されました。釜山の日刊紙には、その内容が掲載され、多くの関心を集めました。研究室でのICCテストでは、すべての項目において0.8以上の高い相関係数が確認され、歩行分析の信頼性が高く評価されています。

操作環境と販売戦略

StepLab＋は、iOS 13以降を搭載したiPadまたはiPhoneで動作し、Androidには未対応です。また、BLE（Bluetooth 4.2以上）、WiFi環境での使用が求められます。今後、代理店の募集も行っており、興味のある事業者は公式サイトにてお問い合わせできます。

お問い合わせ情報

詳細については、StepLab＋製品ページをご覧ください。
株式会社HELTECセンシング事業部へは、電話（03-5857-9788）やメール（[email protected]）でもお問い合わせ可能です。

今後、歩行分析の新たなスタンダードとして期待される「StepLab＋」。その進化によって、今まで以上に多くの人々が効果的なリハビリやトレーニングを行えるようになることが楽しみです。