エンタビⓇ体験会~遊演地2025が堺市で開催
2025年10月18日(土)と19日(日)、大阪府堺市の堺市立市民芸術文化センターフェニーチェ堺で、日本初の観光客参加型ドラマアトラクションである「エンタビⓇ体験会~遊演地2025」が開催されます。このイベントは、観光業の人材不足や過疎化、オーバーツーリズム問題といった深刻な課題を解決するために、プレイング株式会社が独自に開発した参加型ドラマコンテンツを実際に体験する場を提供するものです。
エンタビⓇとは?
「エンタビ」は、観光施設において観光客が実際に物語の一部となり、演技や演出に参加する新しい形の観光アトラクションです。2025年初開催の「エンタビⓇ体験会」では、時代劇やミステリー、おとぎ話をテーマにしたプログラムが提供され、参加者はアクティブに物語の中に絡むことができます。
現在の観光業が抱える課題
新型コロナウイルスの影響を経て、日本の観光業は回復傾向にありますが、依然として多くの問題が山積しています。特に、都市部と地方の観光地における格差や、少子高齢化による過疎化が進行しているため、観光地が魅力を失いつつあるのが現状です。また、観光客数の増加が地元の負担を増やすことも問題となっています。国土交通省や観光庁は、観光客を地方へ誘導する必要性や、地域特有の資源を生かしたコンテンツの開発を求めています。
エンタビⓇが生まれた背景
「エンタビ」は、「見る」ことから「体験する」ことへとシフトしている観光ニーズに応える形で開発されました。これまでの観光ではお土産や名所巡りが主流でしたが、最近では体験型観光が注目されています。プレイング株式会社は、旅行と演劇の両方の経験を持ち、その知識を基に「観光業の救世主」となるべく開発を進めています。
「エンタビⓇ体験会」の目的
「エンタビⓇ体験会~遊演地2025」の目的は、参加者が実際に観光客参加型ドラマアトラクションを体験し、場所に応じた新しい利用方法を提案することです。18日、19日の両日には、90分間の上演が行われ、観客はストーリーに積極的に関わることで新たな発見や楽しみを感じることでしょう。特に家族連れや子どもたちには、記憶に残る素晴らしい体験になること間違いありません。
参加申し込みについて
参加費はお一人1,500円で、高校生以下は無料です。未就学児の入場も可能で、幅広い年齢層が楽しめる内容になっています。特に地域の方々にとって、観光地を新たに展開する機会として大きな意義を持つこのイベントは、今後の観光業界に新風を吹き込むことでしょう。参加希望者は、公式サイトの申込フォームから申し込みができます。
2025年の「エンタビⓇ体験会」は、日本の観光地の再生に向けた一歩であり、魅力的な新しいスタイルを持った観光体験を提供します。観光業を支えるすべての人々にとって、未来への希望の光となることを祈ります。