千葉商科大学(CUC)が開催する「CUC公開講座2024」の第5回目が、2024年9月27日(金)に実施されます。この講座のテーマは「地域防災学習拠点としての大学」で、地域の安全な暮らしを支えるための知識や技術を学ぶ貴重な機会です。
千葉商科大学は、所在地が市川市国府台にあり、地域社会に対する防災教育の重要性を認識し、さまざまな活動を行っています。また、今回の講座はオンラインと対面の両方の形式で参加が可能で、遠方の方でも気軽に参加できるよう配慮されています。
講座の概要
この講座は、教育機関が地域社会の防災にどのように寄与できるのかを考えることを目的としています。特に、大学は防災の研究や学習の実施、さらには災害時の避難所としての役割を果たす重要な存在です。地域の防災拠点としてその機能を高め、学び合うプラットフォームとしての役割を果たすことが求められています。
近年、防災対策は注目を集めていますが、大学の取り組みが企業との連携や地域サービスの展開につながる事例はまだ少ないです。本講座では、大学の具体的な取り組みを紹介し、地域防災学習拠点としての可能性について議論します。
当日のプログラム
講座は、以下のようなプログラムで進行されます。
1. 学長挨拶:原科幸彦(千葉商科大学 学長)
2. 学長プロジェクト3リーダー挨拶:吉竹弘行(千葉商科大学 教授)
3. 講演1:小野聡(准教授)が「防災教育・防災学習に関する研究の趨勢」と本学の取り組みについて講演します。
4. 講演2:前田豊(課長補佐)による「キャンパス防災の取り組みと学生への啓発」についての講演。
5. 講演3:内田万貴氏(あいおいニッセイ同和損保)による「デジタル技術を活用した防災・減災の取り組み」
6. 講演4:西尾淳(教授)が「地域と大学をつなぐ防災学習としてのロゲイニング」
7. 質疑応答
また、千葉商科大学は「学長プロジェクト」を通じて、持続可能な社会づくりやSDGsへの貢献を目指し、複数のテーマに分かれた研究や取り組みを行っています。
参加方法と詳細
この講座は無料で、どなたでも参加できます。参加希望者は、2024年9月26日(木)15:00までにCUC公開講座のウェブページから申し込む必要があります。
地域の防災についての知識を深め、共同で学び合う機会ですので、多くの方の参加をお待ちしています。
公式ウェブサイトのリンク:
CUC公開講座2024