kintone導入でガバナンス強化
2025-10-16 12:11:04

千葉県野田市役所、kintone活用でガバナンス強化を図る新システム導入

千葉県野田市役所、kintone活用でガバナンス強化を図る新システム導入



千葉県野田市役所がデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の一環として、トヨクモクラウドコネクト株式会社の「kintoneガバナンス構築支援/監視システム」を新たに導入しました。これにより、業務の効率化が図られ、同時にリスク管理やガバナンス強化が期待されます。

野田市役所の課題



野田市役所では全庁的なDXを推進するために、少人数の管理体制でも効果的に運用できる仕組み作りが求められました。具体的には、自由にアプリを作成しつつも、守るべき最低限のルールを徹底する必要があり、これを両立させることが大きな課題となっていました。今回の新システム導入は、その課題を解決するための大きなステップとなります。

導入されたサービスの概要



新たに導入された「リスク分析サービス」「ガバナンス構築支援サービス」「ガバナンス監視システム」は、以下のような内容です。

リスク分析サービス



これは、kintoneの運用状況を診断し、情報漏洩や設定不備といった潜在的なリスクを明らかにするサービスです。専門家の知見に基づき、権限設定やアプリ設計の盲点を可視化し、組織が抱えるリスクを定量的に把握できるように支援します。

ガバナンス構築支援サービス



kintoneを安全に活用するためのルール設計を支援するこのサービスでは、豊富な導入実績を基にしたベース案が提供されます。各組織の状況に応じた実効性のあるルールを担当者との議論を通じて整備していきます。

ガバナンス監視システム



策定されたルールを自動的に監視するシステムです。アプリ設定の変更や操作ログをリアルタイムでチェックし、違反が発生した場合には管理者に通知を行います。この仕組みを利用することで、人手に頼ることなく、持続可能な管理体制が実現します。

関係者のコメント



野田市役所 総務部 情報政策課の朱田様は、「自由にアプリを作成させたいが、最低限のルールを守らせたい。この両立を目指す上で、自動検知機能は不可欠でした」と語っています。

トヨクモクラウドコネクト株式会社の代表取締役社長、山本裕次氏は、「自治体におけるkintoneの活用が広がりつつある中で、公共領域におけるガバナンスリスクを軽減するために、私たちのサービスが役立つことを願っています」とコメントしました。

サイボウズ株式会社の玉田一己氏は、野田市の取り組みが他の自治体にとっても価値ある参考例になると期待を寄せています。彼は「kintoneの自由度は魅力的ですが、情報管理には慎重であるべきです」と指摘しました。

トヨクモクラウドコネクト株式会社について



トヨクモクラウドコネクト株式会社は、kintoneを中心とした業務改善支援に特化した企業です。ガバナンスの構築や監視、業務パッケージの提供、BPO支援を通じて、企業や自治体の持続可能なDXを進めることに力を入れています。

本社は東京都品川区に位置しており、今後も多くの自治体に対する支援を通じて公共分野の信頼性向上に寄与することを目指しています。


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会社情報

会社名
トヨクモクラウドコネクト株式会社
住所
東京都品川区上大崎3丁目1−1 JR東急目黒ビル 14階
電話番号
050-1732-8888

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