新たなパートナーシップによる地方創生
株式会社palan(東京都渋谷区)とBROTHER株式会社(鹿児島県鹿児島市)は、地域資源を活用したWebAR表示やメタバース空間の制作を通じて、地方創生を目指すパートナーシップを締結しました。この提携により、現実とデジタルを結びつけたフィジタル体験を提供し、地域の魅力を多様な形で発信することを目指しています。
パートナーシップの背景
近年、XR(VR・AR・MR)やメタバース市場は急速に拡大しており、地方自治体や企業の導入が進んでいます。しかしながら、導入が単独で進む中、シームレスな体験を提供することが難しいのが現状です。これに対処するため、palanのWebAR技術とBROTHERの3Dデータ化およびメタバース空間への制作技術を組み合わせ、一貫したサポートを提供することで地方自治体や企業の課題解決を進めることになりました。
フィジタル体験の具体例
提携を通じで提供されるフィジタル体験の具体例としては、地域資源をARで可視化し、観光や教育分野に新たな価値を加える試みがあります。これにより、地域ミュージアムや観光施設の価値を引き出し、国内外からの観光誘致が期待されます。
地方企業と首都圏企業の連携
このパートナーシップは、首都圏の企業と地方の企業が連携することで、クリエイターの流動化を促します。また、境界を越えた顧客体験をプロデュースすることで、より多くの人々に地域の魅力を届ける新しい流れを作ります。
お問い合わせ・支援プログラム
同社の提携に関する企画相談や導入に関しては、BROTHER株式会社の担当者、藏脇にお問い合わせが可能です。詳細は公式サイトを通じてアクセスすることができます。
さらに、palanのARパートナープログラムでは、企業との共創を通じて新たなユースケースを創出し、ARの企画制作をサポートしています。このプログラムはノーコードでAR制作が可能な「palanAR」を用いて、企業の導入を支援するものです。プログラムの詳細についても、palanの公式サイトで確認できます。
会社概要
- - 株式会社palanは、AR技術を用いたソリューションを都内で提供し、国内外の多様な業界での実績があります。主に観光マップやマーケティング支援を通じ、地域の課題解決に寄与しています。
- - BROTHER株式会社はメタバースとXRを融合させ、地域課題に対応した新しい取組みを推進しています。これにより、地域創生とWeb3.0の実装を目指しています。
この新たな提携は、地方創生へ向けた画期的なステップとなることが期待されています。