メルコイン、イーサリアムの積立機能を開始
2024年10月22日、株式会社メルカリの子会社であるメルコインは、メルカリアプリで「イーサリアムつみたて機能」を提供開始します。この新機能により、ユーザーは銀行からの自動引落しを通じて、イーサリアムを手軽に積み立てることが可能になります。
利用の流れ
この機能は、メルカリアプリ内で簡単に設定でき、利用には暗号資産取引口座の開設が必要です。なお、利用には審査もあり、18歳未満または75歳以上の方は対象外とされています。従来のメルカリアプリのインターフェースを利用するため、ユーザーにとって非常に使いやすい設計になっています。
メルコインの成長
メルコインは2023年3月からビットコイン取引サービスを展開しており、2024年5月時点で暗号資産口座数は220万を超えました。この中でも新規口座開設者数が業界No.1の実績を誇り、暗号資産取引が初めてのユーザーが84%を占めています。これにより、暗号資産に興味がない層にもアプローチし、資産形成手段としての選択肢を広げています。
簡単なつみたて設定
「イーサリアムつみたて機能」は、ユーザーにとって利便性の高い設定が特徴です。つみたての金額や頻度、開始日などを自由に設定でき、負担の少ない金額から始められます。また、500円から最大100万円まで任意の金額を設定可能で、メルカリポイントの利用も可能です。これにより、ユーザーは自分のライフスタイルに合ったつみたて方を選べるようになっています。
積立の自由度
つみたて頻度は、月に4回や2回、1回から選択でき、開始日は好きな日を指定可能です。これにより、金融計画に柔軟に対応することができます。
スムーズな資金の移動
積み立てたイーサリアムは、いつでもメルペイに戻してお買い物に利用できる点も魅力です。資金の流動性が高まることで、安心して資産運用に取り組むことができます。これにより、ロングタームで資産形成を図る若い世代にも、暗号資産の利用が促進されることでしょう。
自由な見直し
つみたての設定はいつでも見直しや解除が可能です。ユーザーは自分のライフスタイルの変化や資金状況に応じて、柔軟に対応できるのも大きな利点です。
メルコインの今後
メルコインは、引き続き暗号資産やブロックチェーンに関連した新しいサービスの開発を進める計画です。今回の「イーサリアムつみたて機能」により、さらに多くのユーザーに暗号資産取引の魅力を伝え、資産形成の手段として支持を得ることを目指しています。
メルコインが提供する新たなツールを通じて、イーサリアムの積立がより身近なものとなるでしょう。