ACYフォーラムvol.4のご案内
2024年8月22日、横浜市で「続‧子どもの居場所‧学び場と文化芸術のまちでの交点」がテーマのフォーラムが開催されます。このイベントはアーツコミッション・ヨコハマ(ACY)が主催し、文化芸術活動を通じた教育や社会包摂、多文化共生についての議論を促進することを目的としています。特に中高生に焦点を当て、若者の意見や経験を反映させた実践を紹介する場として位置づけられています。
フォーラムの概要
- - 日期: 2024年8月22日(木) 13:30 - 15:30(開場13:10)
- - 場所: 横浜市市民協働推進センタースペースA・B
(横浜市中区本町6丁目 50-10 横浜市庁舎 1F)
- - 参加費: 無料(事前申込制・先着順)
- - 定員: 60名
- - 申込方法: peatixまたはGoogleフォームから
- - 情報保障希望者: 申込時にお知らせください
このフォーラムは、地域の居場所づくりや若者の自主性を尊重した活動に興味がある方に特におすすめです。子どもの創造性を支えるアートや文化活動がどのように教育に寄与できるかを考える貴重な機会となるでしょう。
フォーラムの目的と意義
近年、青少年のための居場所が減少している中で、コミュニティ内における子どもたちの育成と教育の重要性が高まっています。文化芸術が具体的にどのように子どもや若者にとっての学び場を提供し、成長を促すかは、今後の地域社会における重要なテーマです。フォーラムでは、全国各地の実践者や活動が紹介され、自己表現や社会参加の重要性を探ります。
登壇者と取り組み事例
フォーラムでは、次のような団体や活動に関わる登壇者が参加予定です:
1.
Art Lab Ova「横浜パラダイス会館」(神奈川県横浜市)
若葉町にあるアートスペースで、地域の子どもたちに多様な学びの機会を提供しています。アトリエやカフェ、学習支援など、多目的に利用できる場所として機能しています。
2.
特定非営利活動法人こころのまま「心のままアートプロジェクト」(静岡県沼津市)
障害のある子どもたちやその家族と地域のつながりを強化するため、アートを通じたワークショップや展覧会を実施しています。地域の高校生によるサポートも行われ、共生の意識を育む活動を展開しています。
3.
水戸芸術館現代美術センター「高校生ウィーク」(茨城県水戸市)
高校生を対象にした無料の展覧会やワークショップを通じて、多様な人々との交流の場を創出。若い世代がアートを接点に多彩な価値観を学ぶ機会を提供しています。
このような活動を通して、文化芸術がどのように地域と青少年に貢献できるかを考えることが期待されます。参加者自身が新しい視点を得ると同時に、他者の経験からも学ぶことができる貴重なフォーラムになるでしょう。
参加方法と注意点
- - 先着順のため、興味のある方は早めにお申し込みください。
- - お子さま連れの方は、参加に際しての配慮について遠慮なくご相談ください。
- - コミュニティでの居場所づくりに関心がある方々の参加を心よりお待ちしております。
特に青少年の意見を基にした議論は、今後のアートや教育のあり方に新たな道筋を示すとともに、多様な価値観の共存を促進する重要なステップとなるでしょう。