新たな介護士の流れ
2017-05-30 13:30:03
外国人介護士受け入れの新しい波、福祉現場の未来を切り開く
外国人介護士受け入れの新しい試み
昨年11月、国会で「技能実習制度適正化法案」と「出入国管理及び難民認定法の改正法案」が成立しました。この改正により、今年11月から介護現場においてEPA以外の外国人労働者の受け入れが可能となります。これを受けて、柊野福祉会グループは、介護現場の人材育成だけでなく、外国人労働者の採用にも力を入れ始めました。
京都府における福祉の新たな取り組み
現在、京都府では「きょうと福祉人材育成認証制度」が設立され、福祉業界が若者にとっての安心の雇用先として機能することを目指しています。この制度を受けて、柊野福祉会グループも認証を受け、さらに成長を重ねています。しかし、2025年問題が視界に入る中で、高齢者福祉の分野で熱意のある人材の確保は依然として 課題です。
ベトナムからの看護師受け入れ
こうした状況の中で、柊野福祉会グループはベトナムの看護師を受け入れることを決定しました。彼らは日本でのOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)を通じて、日本の介護技術や知識を習得し、再び母国に持ち帰ることを目指しています。このプロセスで、自社の職員も指導者としてのスキルを高め、成長を促進することができるという狙いがあるのです。
そして、この取り組みは全国初の試みとして注目を集めています。外国人介護士としての技能実習生を受け入れることは、福祉の現場を活性化させる起爆剤となることでしょう。これにより、高齢者の多様なニーズに応えるための人材を確保し、専門職の育成にもつながると期待されています。
内定者の詳細
受け入れる看護師は、ベトナム社会主義共和国からの4名で、すでに現地資格を持ち、一定の日本語能力を有しています(N3〜N4)。これにより、コミュニケーションのハードルも低くなり、職場のチームワークが円滑に進むことでしょう。
監理団体の役割
また、受け入れには備中技研協同組合が関わっており、岡山県岡山市に拠点を置いています。彼らは受け入れのサポートや研修を通じて、外国人の介護士が日本で円滑に働ける環境を整えています。
未来に向けて
このプレスリリースでは、外国人介護士技能実習生の取り組みと福祉現場の今後についての理解を深めることが目的です。高齢者の様々な願いに応えるためには、より優れた人材の育成と定着が求められます。今後も、国際化が進む介護現場において、適切な育成システムの構築が重要になるでしょう。柊野福祉会グループは、この新しい流れを受け入れ、未来に向けた挑戦を続けていきます。
会社情報
- 会社名
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社会福祉法人柊野福祉会
- 住所
- 京都府京都市北区上賀茂馬ノ目町19-1
- 電話番号
-
0120-313-351