最近、REVISIO株式会社が発表したデータによれば、動画ストリーミングサービスの中で、どのコンテンツが視聴者の注目を引いているのかが明らかになりました。REVISIOでは、人体認識技術を用いて、テレビの前にいる視聴者の注目度を測定しています。この情報をもとに、各動画サービスで配信された人気コンテンツの注視状況を分析しました。
CTVの視聴質を分析する意義
これまでREVISIOは地上波テレビの視聴データを提供してきましたが、今回新たにコネクテッドTV(CTV)の動画サービスにおける視聴データを収集することに成功しました。これにより、再生数や視聴時間といった「視聴の量」だけでなく、視聴者がどれほどそのコンテンツに「くぎづけ」になっていたかという「視聴の質」を明らかにすることができました。この新たな視点は、コンテンツ制作者や広告主にとって非常に価値のある情報です。
2023年の注目度トップコンテンツ
今回のデータをもとに、Netflix、Amazon Prime Video、Disney+の注目作品をランキング形式で発表します。以下は、それぞれの動画サービスで最も注目を集めたコンテンツの結果です。
- - Netflix: 生田斗真主演のオリジナル映画『Demon City 鬼ゴロシ』
- - Amazon Prime Video: 成田凌主演の映画『雨の中の慾情』
- - Disney+: アニメ『ミニーのリボンショー パーティーへようこそ!』
これらの作品は、いずれも注目度80%を超えており、地上波テレビ番組の平均注目度と比較するとおよそ30ポイントも高いことがわかりました。この高い注目度は、CTVコンテンツを視聴するユーザーの目的意識の高さを示しています。視聴者は、放送中のコンテンツに対して高い集中を維持していることが伺えます。
CTVの広告メディアとしての価値
得られたデータから、CTVコンテンツが高い視聴注目度を獲得することは、CTVの広告メディアとしての価値を高める要因となります。国内における動画配信サービスの視聴が増加している中、今年4月にはAmazon Prime Videoでの広告配信も開始されました。大画面での視聴が可能なCTVは、複数人での同時視聴が期待できるため、これからの広告メディアとして非常に重要な役割を果たすと考えられています。
今後、REVISIO株式会社では、このような視聴環境の変化に対応し、CTVでのコンテンツや広告の評価基盤をさらに充実させていく予定です。広告主や広告会社、媒体社向けの新しいソリューションの開発にも取り組むことで、CTVに関するあらゆる疑問や悩みを解決できるよう努めています。
お問い合わせ
CTVソリューションに興味のある方は、REVISIO株式会社へお問い合わせください。私たちは、テレビ視聴の真実を明らかにし、広告コミュニケーションを進化させるお手伝いをいたします。
- - REVISIO株式会社について: REVISIOは2022年にTVISION INSIGHTS株式会社から社名変更し、人体認識技術を活用し、テレビ番組やCMの視聴データを取得しています。全国で200社以上のクライアントに対して、視聴姿勢データを提供しており、今後もさらなるサービス提供に努めてまいります。