山口の冬の味覚
2015-11-10 14:30:02
山口県の冬の味覚を楽しむ!ふぐとあんこうの魅力
山口県の冬の味覚を楽しむ!
山口県下関市は冬の味覚の宝庫として知られています。特にここで味わう「ふぐ」は日本一の取扱量を誇り、その名は「福」にも通じていることから「ふく」と親しまれているのです。
旬のふぐを堪能
下関の南風泊市場では、9月18日から始まる初競りを機に、県内の飲食店でふぐ料理が続々と提供されます。生け簀から出されたばかりのふぐは、新鮮さが際立ち、ふぐ刺しやふぐ鍋が楽しめるのは、この時期だけの贅沢です。また、昨年から導入された特別メニュー「ふく恋盛り」は、ハート形に盛り付けられたふぐの刺し身で、女性客に人気があります。この料理は、恋愛成就のシンボルともなっています。
あんこうの魅力
そして「ふく」と同じく、山口の冬の味覚として外せない存在が深海魚の「あんこう」です。下関漁港から水揚げされるあんこうは、そのあん肝が「海のフォアグラ」と評されるほどの美味しさ。これからのシーズン、あんこう鍋が登場しますが、味はふぐの白子にも負けないほど抜群です。
下関さかな祭の開催
毎年恒例の「下関さかな祭」が11月23日に開催されます。このイベントは地域の水産業を盛り上げるべく行われ、昨年は6万人以上の来場者が訪れました。活魚や鮮魚の販売が行われるほか、ふぐ刺しや寿司、地域特産の水産加工品も取り揃えられます。特に注目は、1万食分のふく鍋を同時に作る「スーパージャンボふく鍋」です。寒い朝の焼けた鍋は格別の味です。
その他の冬の味覚
山口県では、ふぐとあんこう以外にも旬の味覚がたくさんあります。例えば、「仙崎ぶとイカ」と呼ばれるケンサキイカは、シーズンに入ると旨味が増し、まさに「イカの女王」と呼べる存在です。また、月待ちがにも注目です。宇部市で獲れるこのカニは、特に秋から冬にかけてが旬で、味と食感が絶品です。
加えて、瓦そばやみかん鍋などの地元の名物料理もぜひ試してみてください。瓦そばは、熱した瓦の上に載せた茶そば、牛肉、錦糸卵が絶妙なバランスを誇っています。そして、温州みかんと新鮮な魚介類を組み合わせた「みかん鍋」も人気です。焼きみかんに地魚のつみれを加えたこの鍋は、青唐辛子とみかんの果皮を使ったみかん胡椒が素晴らしいアクセントになります。
山口県の食文化の豊かさを感じながら、冬の味覚を楽しんでお過ごしください。
ぜひこの機会に、山口で旬の魚介を味わってみてはいかがでしょうか。
会社情報
- 会社名
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山口県
- 住所
- 山口県山口市滝町1番1号
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