学生たちが手掛けたクラフトビール「ピモール」
十文字学園女子大学と地域企業の連携による新たな取り組み、オリジナルクラフトビール「ピモール」が世に送り出されます。このビールは山梨県笛吹市で育てられた特産の桃、「春日居の桃」を利用しており、学生自身がプロジェクトに関わっています。
1. プロジェクトの背景
ビール離れが進む若者層をターゲットに、産学官連携で地域に活気をもたらすことを目指しています。十文字学園では、去年開発した「BELLUME(ベルーメ)」や「BELLUME ~香苺~」の成功を受け、今年度はさらに魅力的なフルーツビールに挑戦しています。春日居の桃はその一環として選ばれ、地域の農家を支援し、フードロス削減にも貢献することを目指しています。
2. ビールの特徴
「ピモール」は、外見では市場に出回らない規格外の桃をふんだんに使用。これにより、食材を無駄にせず、持続可能な形で生産されています。ネーミングも学生たちによるもので、桃のフルーティーな香りをイメージした名前に決まりました。そして、食品開発学科の学生は、ビールの独特の風味や味わいを追求し、甘い香りと爽やかな後味を表現しました。
3. 共同開発での学び
このプロジェクトに参加する学生たちは、食品開発学科を中心に各分野の専門性を活かして取り組んでおり、様々な役割を持っています。商品の企画やラベルデザインにあたる社会情報デザイン学科の学生も加わり、全体を通してのプロジェクトマネジメントを行っています。学生たちは、ビールの製造工程をプロの指導の下で体験し、実際の市場で通用する製品を作り上げることに成功しました。
4. 今後の取り組み
「ピモール」の販売は2026年9月から開始され、さらにフルーツビール第4弾として、埼玉県産の「福みかん」を使ったビールも計画中です。これらの製品は、学内での販売をはじめ、学園祭や地域イベントなどでも展開予定で、さらなる地域活性化につなげる狙いがあります。
十文字学園女子大学の基本情報
この大学は1922年に設立され、学園の精神は、地域社会との関わりや社会貢献を重んじています。2027年からは五学部が新設され、さらなる成長を目指す予定です。
クラフトビール「ピモール」は、ただの飲料ではなく、地域の特産物を活かした新たなビジネスの形であり、学生たちの手によって生まれる可能性を広げる象徴的な存在となっています。今後の展開から目が離せません。