デュメンオレンジがJFIトレードフェアに初出展
2025年10月25日、静岡県浜松市に本社を置くデュメンオレンジ社が、愛知県豊明市で開催されたJFIトレードフェアに出展しました。世界中で認知される栄養系花きブリーダーとして、同社はリテールや卸業者、ベンダーとの商談を通じて、新たなビジネスの可能性を探る機会を得ました。
趣向を凝らした展示ブース
デュメンオレンジの展示ブースは、全36平方メートルにわたり、6つのゾーンに分けられ、花のある生活をより親しみやすくするアイデアが詰め込まれています。その入口では、ミニポインセチアを用いたDIYをテーマにした展示が行われ、来場者は新しい楽しみ方に挑戦することができました。
「DIYでOnly One クリスマス」というコンセプトのもと、雑貨素材を駆使して、オリジナルのクリスマス装飾を作るワークショップが注目を集めました。
さらに、同社は「Buy 2 Get 1 Free(2個購入で3個目プレゼント)」というキャンペーンを用意し、ミニポットフラワーを並べたタワー什器で来場者の購買意欲を刺激しました。このような工夫によって、多くの来場者が立ち止まり、製品に触れる時間を楽しむことができました。
洗練されたポットマムの提案
ポットマムを用いた寄せ植え「コンフェッティ」も展示され、色彩やトーンを組み合わせることで、これまでにない洗練された印象を演出しました。生産者と販売者の知見を活かし、育種技術とリテール視点が融合したものとして、多くの注目を集めました。
秋のハロウィーンを彩るコリウス
特に「Freaky Leaves」と名付けられたコリウスの展示が来場者の目を引きました。この植物は独自の色合いや形状が特徴で、高い耐暑性を持ち、夏から秋まで楽しめることが強調されていました。デュメンオレンジは、コリウスが秋のシーズンにも彩りを加える植物としての新しい魅力を推進しています。
デュメンオレンジのビジョン
マーケティングマネージャーの水戸真由子氏は、「単に植物を展示するだけでなく、どのように楽しむか、提案するかに重点を置きました。リテールの方々に新しいヒントを提供できたら嬉しいです」と語りました。デュメンオレンジは、単なる花のブリーダーだけではなく、花を通じて人々の生活を豊かにするパートナーでありたいと考えているのです。
今後の展望
今回の出展は多くの来場者から注目を浴び、特にリテール提案に関しては高い関心が寄せられました。ブリーダーがリテール提案を前面に打ち出すのは珍しいことであり、同社はそれを通じて確かな手ごたえを感じました。
デュメンオレンジは、今後も生産者・流通業者・小売業者と連携し、花き業界の発展を目指して活動を続けていくことを表明しています。
【会社情報】
デュメンオレンジジャパン株式会社
公式サイト:
DummenOrange.com
【イベント情報】
JFIトレードフェア2025冬
会場:豊明花き株式会社
所在地:愛知県豊明市阿野町三本木121番地