日立が賞受賞
2025-11-07 09:21:49

日立、オラクルからデータプラットフォーム賞を受賞し革新を証明

日立、オラクルからデータプラットフォーム賞を受賞



株式会社日立製作所(以下、日立)は、オラクル・コーポレーション(以下、オラクル)が授与する「2025 Oracle Partner Awards」において、特に際立った貢献をした企業に贈られる「Japan Technology/Cloud Service Partner Data Platform Breakthrough Award」を受賞しました。この受賞は、日立がデータ駆動型の顧客ソリューションを提供するために、いかに高い専門技術を積み上げてきたかを示すものです。

受賞の背景



この賞は、オラクルのパートナー企業の中で、特に高度な専門技術を持ち、顧客に対するイノベーションを創出した企業に対して授与されます。日立は、マルチクラウド環境におけるデータプラットフォームの構築によって、高度なリアルタイム分析を実現しました。この取り組みは、日本国内の特に金融関連のお客様向けに、経営判断に必要なデータの即時性を確保することを目的としているのです。

データプラットフォームの革新



日立は、Oracle Cloud Infrastructure (OCI) GoldenGateを活用し、アマゾン ウェブ サービス(AWS)やMicrosoft Azureなどの複数のクラウドサービスからのデータを、Oracle Databaseを基盤としたデータプラットフォームに統合しました。これまでの夜間バッチ処理では最大24時間のタイムラグが生じていたデータ同期が、リアルタイムで行えるようになったのです。この革新により、データの即時な共有が可能となり、より迅速かつ的確な意思決定が実現しました。

さらに、複雑なファイル出力やネットワーク転送にかかる負担も軽減され、障害発生時の対応時間も大幅に短縮されました。日立はこのように、複数のビジネス領域をまたいだ高度な分析能力を引き出すことで、効率的な運用を可能にしました。

専門技術の蓄積



この成果は、日立の30年以上にわたるオラクル製品の取り扱いや技術検証の経験に基づいています。これにより、高い専門性が実績という形で表れることとなりました。また、プロジェクトを通じて得られたノウハウは、「クラウド移行支援サービス for Oracle Database」に反映され、お客様のデータ活用促進やITモダナイゼーション、セキュリティ強化、クラウド運用の最適化といった課題の解決に寄与しています。

今後の展望



日立は、オラクルのマルチクラウド技術やAIと連携しながら、お客様の戦略的なデータ活用をさらに発展させていく考えです。そして、ビジネスの価値創出を加速させるための新しいソリューションやサービスの提供を続けていくでしょう。

この受賞に対する公式情報は、こちらのリンクからご確認いただけます。また、日立のクラウドサービスについての詳細は、こちらをご覧ください。

記載に関する商標については、Oracle、Java、MySQL、NetSuiteはそれぞれの企業の登録商標です。日立は、これからも革新を続け、パートナーとの連携を深めていきます。


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会社情報

会社名
株式会社 日立製作所
住所
東京都千代田区丸の内一丁目6番6号
電話番号

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