医療機器向けQMS
2025-08-04 11:43:07

中小医療機器メーカーのための効率化ツール『QMSmart』が登場

株式会社Berryが提供開始した『QMSmart』



株式会社Berryは、医療機器業界に特化した新たなクラウド型の品質管理システム、eQMS『QMSmart』を発表しました。この革新的なツールは、スタートアップおよび中小企業に向けて、品質管理(QMS)の業務プロセスを効率化し、運用コストを削減することを目的としています。

QMSの重要性と課題



医療機器メーカーにとってQMSは、その運営の根幹を支える重要なシステムです。しかし、特に小規模な企業では、必要な人材や専門知識が不足しているため、QMSの運用は多くの企業にとって負担となっています。紙ベースの管理や属人化は、業務の効率を著しく低下させる要因でもあります。そこで、株式会社Berryはこの問題を解決するために『QMSmart』を開発しました。

特徴的な機能



『QMSmart』は、以下の3つの機能を統合しており、QMS業務の全般を効率化します。

1. 文書管理



全ての文書、手順書(SOP)、苦情処理表などを電子化し、キーワード検索によって必要な情報に瞬時にアクセスできるよう設計されています。これにより、従来の煩雑な文書管理から解放され、業務の効率が向上します。また、電子署名やユーザー権限管理、監査ログなど、コンプライアンスにも配慮した機能を備えています。

2. イベント管理



品質に関するイベント(CAPAなど)を一元管理するための機能があります。進捗状況や履歴が一目でわかり、柔軟なテンプレートにより、あらゆる品質イベントに対応可能です。

3. 教育・訓練の管理



文書更新に伴う教育訓練の計画から受講管理までを一元化し、オンラインでのテスト機能も備えています。このシステムによって、教育訓練の負担を大幅に軽減できるでしょう。

AI機能によるサポート



『QMSmart』はAIも活用しており、文書の規制チェックや過去のデータを活用した根本原因分析が行えるため、より迅速かつ正確な判断が可能です。さらに、自動生成されるオンラインテスト問題は、教育資料の作成時間を大幅に短縮します。

高機能で低価格



従来のQMSソフトウェアは高価であったため、多くの小規模企業が使用するには敷居が高いものでした。しかし、『QMSmart』は直感的なユーザーインターフェースとクラウドベースの運用により、すぐに導入可能です。高機能でありながら、低価格な料金体系を提供し、スモールスタートにも対応しています。

お問い合わせと今後の展望



この新しい「QMSmart」プロダクトは、医療機器メーカーの成長を支援し、社会における医療の質を高める一助となることを目指しています。興味を持たれた企業様は、ここの QMSmartのお問い合わせページ から詳細情報を確認できます。

会社情報



株式会社Berryは、2021年に設立され、医療機器の製造販売とソフトウェア開発を行っています。3Dプリント技術を用いた医療機器の革新を進め、特に「ベビーバンド」に代表される乳児向け矯正ヘルメットの製造に力を入れています。また、同社はISO 27001を取得し、情報セキュリティの面でも安全な運営を行っています。

東京都台東区元浅草に本社を置き、業界の課題解決に取り組む Berry の取り組みにご注目ください。


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会社情報

会社名
株式会社Berry
住所
東京都台東区元浅草3丁目7−1住友不動産上野御徒町ビル7階
電話番号

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