株式会社船井総合研究所は、韓国の企業セトワークスとの戦略的パートナーシップを2024年12月18日に発表しました。この提携は、日本と韓国の企業がグローバル市場に進出するための支援を目的としており、両社は効果的なコンサルティングを提供することを目指しています。船井総合研究所は大阪市に本社を持つコンサルティング会社で、特に中堅・中小企業に向けて実績豊富な専門コンサルタントを擁しています。一方、セトワークスは韓国・ソウルに拠点を置く企業で、グローバル市場での進出支援に特化したプロフェッショナル集団です。
このパートナーシップにより、両社は協力して日本と韓国の企業に対し、成長段階やニーズに応じたオーダーメイドの戦略を展開します。具体的には、市場調査や競合分析をもとにした最適な進出戦略の策定、製品のローカライズ、マーケティング支援、法規制に関するアドバイスなど、幅広いサービスが提供されます。特に、日本国内での流通網構築やパートナーシップ形成を強化し、オフライン・オンラインの両方の販売チャネルを活用したマーケット展開を支援します。
加えて、2025年3月25日には、セトワークス主催の韓国企業向けセミナーに船井総合研究所のコンサルタントが登壇し、具体的な事例やノウハウの共有が予定されています。この取り組みは、両社の連携をさらに深め、協力関係を強化していくための重要な一歩となります。
セトワークスの特徴
セトワークスは、数々のグローバルファンディングプロジェクトを手がけており、特に初期市場参入戦略やデジタルマーケティングに強みを持っています。アジア地域で1,000件以上のプロジェクトを実施しており、累計で350億ウォンに達する資金調達を行った実績があります。また、米国、日本、台湾に現地法人を展開し、それぞれの市場特性に応じた戦略を提供。企業が迅速に国外市場に馴染むためのサポートを行っています。
船井総合研究所の実績
船井総合研究所は、大阪府に本社を置く日本最大級の経営コンサルティング会社です。企業の成長を促すために、さまざまな業種の運営に密着し、実践的な支援を提供してきました。また、コンサルティング内容は「月次支援」と「経営研究会」に分かれ、顧客企業ごとのニーズに応じてカスタマイズされたサポートを実施しています。
今後の展望
今後も、船井総合研究所とセトワークスは協力関係を強化し、企業規模や業種を問いません。顧客ニーズに応じたオーダーメイドのコンサルティングサービスを目指し、持続可能な成長を支えるために緊密な協力体制を維持していく方針です。この新たなパートナーシップが、両社のクライアントにとってどのような価値を創出するのか、今後の展開に期待が寄せられています。