夏休みに全国で開催!金融教育動画制作ワークショップ
一般社団法人日本金融教育支援機構(以下、日本金融教育支援機構)は、将来の選択肢を広げることを目的とした金融教育をテーマにしたワークショップを、全国各地とオンラインで開催することを発表しました。このプログラムは「FESコンテスト」の応募を前に、中高生が金融の重要性を学ぶための絶好の機会です。
ワークショップの概要
ワークショップは、「FESコンテストへの道」として、多様な地域で実施されます。特に、昨年多くの応募があった地域を中心に、各都道府県及び教育委員会の後援のもと、対面とオンラインで行われます。参加費は対面・オンライン共に無料で、多くの中高生に参加してもらいたいと考えています。
Financial Education Support Contest for Studentとは
「FESコンテスト」は中高生による1分間の縦型動画制作コンテストで、作品テーマは「お金の学び」です。応募された作品は、消費者庁の金融教育教材として用いられるため、子どもたちにとって大変意義のある活動となります。
ワークショップで学ぶこと
参加者は日本金融教育支援機構が提唱する「お金の8つの力」について学びます。この力には、「使う」「稼ぐ」「納める」「貯める」「備える」「贈る」「借りる」「増やす」が含まれます。各自がこの中の一つをテーマに、自分の思いを整理しながら動画を制作します。
対象者は中学生と高校生ですが、特別に小学生も家族として参加できることになりました。さらに、「FESキッズ賞」として、ワークショップ参加者から選ばれる賞も新設され、子どもたちが制作した作品がコンテストに応募できる楽しみも体験できるようになっています。
アクティブな学びをサポート
対面ワークショップは大学生が運営し、意見交換やゲーム形式により参加者の興味を引き出します。また、動画制作の過程では、お金に関連する知識を学びながら作品を作り上げます。このプロセスを通じて、参加者は貴重な学習の経験を得ることができるでしょう。
開催日程
夏休みのワークショップ開催日程も決定しました。例えば、香川県高松市では8月9日に、広島県広島市では8月10日、東京都武蔵野市では8月17日、群馬県前橋市では8月25日、千葉県木更津市では9月8日に開催される予定です。また、オンラインワークショップも複数の日程で行うことで、地方に住む中高生も気軽に参加できる環境を整えています。
FESコンテストの応募詳細
第2回FESコンテストの応募期間は2024年6月15日から9月15日まで。全国の中高生には、チームでの応募や学校単位の応募も可能です。参加者は45秒から60秒の動画作品を作成し、オリジナルなストーリーでお金について考える貴重な機会となります。賞も多彩で、すべての参加者には参加証明書が発行されます。
まとめ
日本金融教育支援機構が提供するこのワークショップは、参加者が金融教育を学びながら、自分自身の考えを動画にする貴重な機会です。応募を通じて、自己表現とスキル向上の両方を体験できるこのイベントに、ぜひ多くの中高生が参加することを期待しています。