株式会社ムービーズ、米国法人設立でロボットタクシー事業の幕開け
株式会社ムービーズ(本社:石川県金沢市)は、米国におけるロボットタクシー事業の開始を視野に入れ、「MoveEz International, Inc.」を2025年9月に設立しました。この新法人は、既存の技術を駆使して、自動運転タクシーの実現に向けた重要なステップとなります。
設立の背景と目的
ムービーズは、雪道や悪天候でも稼働可能な「全天候型」技術と、高精度な地図に依存しない「マップレス」技術を特徴としています。これにより、公道での最大時速60km走行を実証済みです。今回の法人設立は、米国市場でのロボットタクシー事業へ進出するための第一歩と位置づけています。
今後の展望としては、まず有人のロボットタクシーによるサービスを早期に開始し、現地の交通インフラや規制当局と連携しながら実証実験を進める予定です。そして、法規制や安全基準に適合することを目指しながら、無人運行脅威の実現を追求します。
サービスエリアの拡大
初期は需要の高い都市部からサービスを展開し、将来的には厳しい天候条件や積雪地域も含め、広範囲にわたってサービス提供を行う計画です。ムービーズ独自のマップレス技術によって、新規地域への進出時のコストを大幅に削減でき、迅速なサービス拡充が可能になることも特長です。
ムービーズの技術力
金沢大学発のスタートアップとして設立されたムービーズは、代表取締役の菅沼直樹氏が自動運転技術のパイオニアとして30年近い経験を有しています。菅沼CEOは、2015年以降、石川県や東京都、北海道、千葉県など複数地域で自動運転の公道試験を実施してきました。特に、雪道での自動運転技術に関する実績は世界トップクラスであり、北海道での冬季実証実験が学術的にも高く評価されています。
日本国内での連携
ムービーズは、国内の自治体や他企業との連携を進め、自社の技術を社会に実装するための具体的な取り組みを行っています。雪道の走行が評価されている実績が、ロボットタクシーの商業化に向けた大きな後押しとなっているのです。
新法人の概要
新設法人の詳細は以下の通りです:
- - 会社名:MoveEz International, Inc.
- - 所在地:米国デラウェア州
- - 代表者:CEO 菅沼直樹
- - 設立年月:2025年9月
- - 事業内容:ロボットタクシーの開発と事業化
ムービーズの努めは、国内外での自動運転技術の発展に向けた大きな一歩となります。これからの社会において、ロボットタクシーが当たり前になる日も近いかもしれません。株式会社ムービーズご担当者へのお問い合わせは、
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