チャリチャリ代表、家本賢太郎氏が中小機構理事長賞を受賞
シェアサイクルサービスを運営する
チャリチャリ株式会社(本社:福岡市)の代表取締役社長、
家本賢太郎氏が、「第24回Japan Venture Awards」で中小機構理事長賞を獲得しました。この受賞は、革新的なビジネスモデルと社会的な貢献が高く評価された結果であり、チャリチャリの成長と地域への影響を示す指標と言えるでしょう。
Japan Venture Awardsとは?
Japan Venture Awards(略称:
JVA)は、ベンチャー企業の経営者たちが行う社会的課題解決や革新に寄与する事業を称える表彰制度です。特に、起業家としての志の高さや経営者の特質、成長性、社会貢献など様々な視点から評価されます。2000年に始まり、これまでに359人以上のベンチャー経営者が受賞しており、次世代のリーダーとして期待されています。
さらに、今回はスタートアップの多様性推進にも注目が集まっています。女性、若者、外国人といった多様な背景を持った起業家にも光が当たっています。
チャリチャリの成長と評価
チャリチャリは、2018年2月に福岡でサービスを開始して以来、全国で約7,900台の自転車と1,600以上の駐輪ポートを展開し、累計利用回数は2,900万回を超えるまでに成長しました。この成果は、福岡市や経済産業省からの支援を受け、地域密着型のビジネスモデルを構築してきた結果とも言えます。
地域に根ざした公共交通手段として、チャリチャリは多くの人々の日常生活に寄与しており、今後も成長が期待されます。その活動が評価され、中小機構理事長賞の受賞に繋がったのです。
家本賢太郎氏のコメント
受賞発表の瞬間、家本氏は「どのような賞をいただくか分からず、久しぶりにドキドキ感を味わった」と語り、賞を受け取れたことへの感謝の気持ちを表明しました。また、受賞を通じて「まちの移動の、次の習慣をつくる」というミッションに一歩近づけたと感じています。彼の思いは、地域の交通手段としてのシェアサイクルへの使命感と、移動の選択肢を広げることに対する強い意欲に満ちています。
未来へのビジョン
チャリチャリでは、日々の業務を通じて、より良いサービスを提供し続けることを目指しています。家本氏は「より多くの移動のきっかけを創出したい」と考えており、独立型の交通サービスとしての可能性を追求しています。今後も全国のお客様の期待に応え、さらなる成長を目指していくとのこと。彼の取り組みは、シェアサイクルの未来に期待を抱かせるものでしょう。
チャリチャリの概要
チャリチャリは、スマートフォンアプリを用いて簡単に借りられるシェアサイクルサービスです。ユーザーは赤い自転車を1分あたり7円、電動アシスト自転車は1分17円で利用できます。これまでに福岡や名古屋、東京を中心に、多くのエリアでサービスを展開しています。現在もポートオーナーを募集中で、新たな価値の創出を目指しています。
公式サイトはこちらでご確認ください。