吉野町の清酒
2022-05-30 09:00:04

奈良・吉野町の酒米を活かした清酒プロジェクトが始動!

奈良県・吉野町の清酒プロジェクト「吉野正宗」



奈良県吉野町が取り組む「吉野正宗」プロジェクトが、第二弾を迎えました。この取り組みは、地域の米生産者と老舗酒蔵が手を取り合い、地元の魅力を存分に発信することを目的としています。高齢化や人口減少による遊休農地の問題が懸念される中、吉野町は新たな米づくりに挑戦し、地元の酒文化を再興させようとしています。

地域が直面する課題



吉野町は、美しい自然に囲まれた地域で、林業や酒づくりが盛んです。しかし、人口減少とともに高齢化が進むことで、となった遊休農地が急増しています。これにより、より多くの土地が荒地となり、農業の衰退が加速しているという悪循環が生じています。2014年から始まったこの米づくりは、町を活性化させるための重要な取り組みの一つです。

小規模な農地を集約し、より広い面積で「酒米」を栽培することで、楽しみながら稼げる農業を形成することを目指しています。特に、町を代表する老舗酒蔵への安定供給を目指し、銘柄米「吟のさと」を用いた酒づくりが行われています。これにより、地域の特産品としての魅力を高め、地元の誇りを醸成することを狙っています。

今年の「吉野正宗」



先日、MAKUAKEにて限定販売が開始された今年の「吉野正宗」は、新たに生酒が登場しました。生酒は加熱処理がされていないため、フレッシュで柔らかな口当たりが特徴です。飲み比べも楽しめるこの機会に、ぜひお手に取っていただきたい逸品です。

それぞれの酒の魅力



  • - 吉野正宗 八咫烏(やたがらす)
今年の「吟のさと」は特に出来栄えが良く、柔らかい口当たりが魅力です。自然界の乳酸菌を利用する“山廃”方式で仕込まれているため、酸味と奥深い風味を楽しめる純米吟醸となっています。

  • - 吉野正宗 猩々(しょうじょう)
香りの良いお酒が人気の中、今年の「猩々」は、従来の味わいを保ちながら、香りが立つように仕込まれています。香りによって気分を明るくしてもらえることを願っています。

  • - 吉野正宗 花巴(はなともえ)
濃厚ながらも、山廃仕込み由来の酸味が特徴的です。昔ながらの搾り方により、豊かな果実感と柑橘のような風味を感じることができます。

吉野町の清酒「吉野正宗」は、このように地域全体を巻き込んだプロジェクトとして、新たな可能性を秘めています。地元の米を生かした美酒の数々を楽しむことで、地域振興に貢献することができるのです。皆さんもぜひ、吉野町の豊かな酒文化を体験してください。

詳細な情報は、FacebookおよびInstagramをご覧ください。

会社情報

会社名
吉野ブランド吟のさと生産組合
住所
奈良県吉野郡吉野町大字上市80-1
電話番号
0746-32-3081

関連リンク

サードペディア百科事典: 奈良県 地域振興 吉野町 吉野正宗 美酒

Wiki3: 奈良県 地域振興 吉野町 吉野正宗 美酒

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。