サステナブルガストロノミーの日を祝う重要な行事
2023年6月18日(水)、東京・大手町のあぐラボで「サステナブルガストロノミーの日」記念のイベントが開催されます。この日、国際連合は持続可能な食文化の必要性を訴えるために設定したことから、食に関わる全ての人々にとって重要な日として位置づけられています。主催するのは、一般社団法人AgVenture Lab(あぐラボ)で、これはJAグループ全国組織におけるスタートアップとの共創を目的に設立された団体です。代表理事の荻野浩輝氏が冒頭の挨拶を行い、サステナブルガストロノミーの意義を伝えることに力を入れています。
このイベントは、FAO(国際連合食糧農業機関)や国際農林水産業研究センター(JIRCAS)の幹部を招き、持続可能な食文化に関する講演やパネルディスカッションを行います。地球環境への影響、地域の食文化や農業の重要性を理解するための貴重な機会となるでしょう。特に、ミシュラン グリーンスターを受賞したフレンチレストランのシェフ、野田達也氏による講演は注目されているコンテンツの一つです。
プログラムの内容
イベント進行はまず冒頭挨拶から始まり、その後に講演が行われます。FAO駐日連絡事務所の所長である日比絵里子氏、国立研究開発法人国際農林水産業研究センターの飯山みゆき氏が語る持続可能な食文化の意義は必聴です。そして、これらの講演者によるパネルディスカッションも期待を寄せられています。さらに、参加者にはスタートアップによるピッチを行い、最先端の取り組みが紹介される予定です。
また、サステナブルガストロノミーについてのクイズ大会や、実際に持続可能な食材を使用した試食・試飲会も実施されるため、参加者は新しい食文化に触れる良い機会となります。イベントを通じて、味わい深い料理と地球環境への配慮について学ぶことができます。
AgVenture Labの役割
あぐラボは、防災食や地域特産品を使った料理、さらには次世代のための持続可能な食文化を育てることを目的としています。東京都のスタートアップ支援事業「TIB CATAPULT」の事業者としての認定も受けており、起業家やパートナー企業、大学、行政などと協力しながら新たな価値を創出するための施策を取っています。《https://agventurelab.or.jp/》
このように、あぐラボの活動は、持続可能な社会の実現を目指す上での重要な一歩となっており、今後の展開が楽しみです。参加者が一緒に未来の食文化を築く一助となることを期待しています。イベントは老若男女を問わず、多くの人々を迎えることで、さらなる普及と啓発を図ろうとしています。