南九州市の市営温泉施設の有効活用に向けた意見募集
南九州市には、地域住民にとって大切な市営温泉施設が3つ存在しています。
それぞれの温泉は、頴娃町にある「えい中央温泉センター」と「えい別府温泉センター」、そして川辺町に位置する「ふれあいセンターわくわく川辺」です。これらの施設は、住民の憩いの場として、また健康と福祉を促進するための重要な機能を果たしてきました。ですが近年、人口減少や社会情勢の変化、さらに民間温泉施設との共存の観点から、利用者が減少してきているのが現状です。
このままでは、市営温泉の縮小が必要になってしまうかもしれません。そのため、平成30年に設置された「南九州市温泉施設の在り方検討委員会」では、今後の温泉施設の方向性を模索しており、廃止や民間への移管といった提言も出されています。また、ここで特に注意すべきは、知覧温泉センターが泉源の枯渇によって閉館することが決定したことです。これは地域にとって大きな損失であり、新たな活用方法が急務とされています。
その取り組みの一環として、南九州市はサウンディング型市場調査を実施し、温泉施設の土地や建物の有効活用について民間事業者からの提案や意見を広く募集しています。この調査を通じて、どのような条件であれば温泉施設を利用してもらえるかを探り、今後の有効活用へとつなげていく考えです。
調査対象施設
- - えい中央温泉センター(鹿児島県南九州市頴娃町牧之内2890番地)
- - えい別府温泉センター(鹿児島県南九州市頴娃町別府5991番地2)
- - ふれあいセンターわくわく川辺(鹿児島県南九州市川辺町平山2890番地1)
- - 知覧温泉センター(鹿児島県南九州市知覧町郡17831番地1)
提案内容
市営温泉施設の土地・建物の有効活用について、以下のような点を考慮した提案を受け付けます。
- - 民間への活用性があるか。
- - どのような条件があれば活用できそうか。
- - 具体的な活用方法のアイデア。
具体的な提案例
- - フィットネスジム事業者が、えい中央温泉センターのトレーニングルームを充実させ、大浴場をサウナに改修するなどして、フィットネスが中心の施設にする。
- - 宿泊施設を経営する事業者が知覧温泉センターを解体し、新たに宿泊施設を建設する。
参加資格
サウンディング型市場調査への参加を希望する事業者は、法人または法人グループである必要があります。以下に該当する者は参加を制限されています。
- - 暴力団およびその関連団体に属する者。
- - 地方自治法施行令第167条の4により一般競争入札に参加制限がある者。
実施スケジュール
この市場調査は、令和8年6月1日から9月4日まで実施されます。また、関連する情報は市のホームページなどで公表されます。参加希望者は、令和8年8月21日までに申し込みを行う必要があります。現地説明や見学会も同時に開催されるため、これに参加してさらに詳しい情報を得ることも可能です。
結論
市営温泉施設は地域にとって大切な財産です。南九州市では、これからの魅力的な活用方法を探すために意見を広く募集しています。興味のある事業者の方々は、ぜひ参加してみてください。皆さまからの創造的なアイデアをお待ちしています!