防災万博実施報告
株式会社Meta Heroesが2025年5月28日、大阪・関西万博公式プログラム「防災万博」の一環として、専門家によるトークセッションを開催しました。このセッションは、防災と備災の未来をテーマにしており、6名の専門家が参加し、それぞれの視点から防災の重要性を議論しました。
専門家のラインナップ
登壇したのは、香川大学の金田義行氏、谷口真人氏、磯打千雅子氏、名古屋工業大学の渡辺研司氏、全国心理業連合会代表の浮世満理子氏、そして社会安全研究所の首藤由紀氏です。彼らはそれぞれ自然災害と人間行動、メンタルケア、地域共助、都市インフラなど多角的な観点から防災について意見を交わしました。
聴衆の多様性
来場者は、行政や教育、医療、建設、福祉など多岐にわたり、その結果、セッションは熱気に包まれました。参加者たちは、専門家たちの話に多くの共感を示し、終始活気ある対話が交わされました。特に、参加者が自らの現場に引き寄せて考える姿勢が印象的であり、専門的な知識を超えた議論が展開されました。
特別メッセージ
セッション中、内閣府副大臣の瀬戸隆一氏から特別なビデオメッセージが届きました。彼は、日本の自然災害の頻発に触れ、国全体としての立ち直り力や備えの重要性について語りました。民間企業と行政が一体となって防災に取り組む姿勢の必要性が強調されるメッセージは、参加者にとって大きな意義を持つものでした。
会場の雰囲気
会場内では、教育や医療、福祉など異なる分野の関係者が集まり、クロストーク形式で進行されたセッションでは、専門家同士がそれぞれの立場から見た防災の再設計について活発に議論されました。各専門家が交流することで新たな視点が生まれ、参加者自身が持つ課題の解決に向けたヒントを得る場となったのです。
共有のアジェンダ
本セッションは、防災を特定の職業の仕事とするのではなく、地域団体や企業がいかに担い手となるかを検討する貴重な機会となりました。参加者たちは新たな防災の在り方を考え、共有のアジェンダとしてその重要性を認識しました。これにより、防災の課題を幅広い視点から捉え直し、多面的な解決策を模索する必要性が浮かび上がりました。
まとめ
防災万博でのこのトークセッションは、防災の未来への道筋を考える貴重な機会となり、参加者たちにとっても意義深い経験となりました。今後も、このようなイベントを通じて、防災の意識を高め、さらなる取り組みが進むことが期待されます。
株式会社Meta Heroesについて
Meta Heroesは、メタバースやAIを利用して社会課題の解決を目指す企業です。大阪を拠点に、教育事業や地域の課題解決に向けた取り組みを展開し、次世代を担う人材の育成にも力を入れています。