New Relicが金融IT協会に加入
デジタルビジネスの可視化を推進するNew Relic株式会社が、特定非営利活動法人金融IT協会(FITA)のスタートアップ会員に加入しました。今後、金融業界におけるデジタル化とオブザーバビリティの導入を通じて、同協会の掲げる新たなミッションに寄与していく考えです。
金融IT協会(FITA)の背景
FITAは、2011年に設立された「金融ITたくみs」を前身とし、最近名称を変更しました。2024年1月には新たな体制での活動を開始し、業界を横断したデジタル人材の育成とITの民主化を新しいミッションとして掲げています。これにより、金融機関やそのパートナー企業、関連団体における人材の育成とスキルの継承を支援しています。
デジタル化の重要性
最近の金融業界では、デジタルによる顧客接点やデータ管理の重要性が高まっています。これに伴い、システムやサービスでの障害の未然防止と、障害発生時の迅速な原因特定・解決のためのオブザーバビリティの導入が欠かせなくなっています。そこで、New Relicが提供するオブザーバビリティプラットフォームが役立つのです。
New Relicのオブザーバビリティプラットフォーム
New Relicは、デジタルビジネスのあらゆる指標を観測できる可観測性プラットフォームを誇っており、特に金融業界での導入実績も豊富です。国内オブザーバビリティ市場ではトップシェアを持ち、多くの企業が同社の技術を活用しています。これにより、企業はデジタルサービスの障害検知、顧客体験の低下検知を迅速に行うことができます。
このように、New RelicがFITAに参加することで、デジタル化が進む金融業界におけるオブザーバビリティの拡大と浸透を進め、そのミッションに貢献できるでしょう。
FINTECHの未来
FITAが目指すデジタル人材育成とITの民主化は、金融業界全体がデジタル変革に舵を切る中で、非常に重要な役割を担うことになります。New Relicが提供するプラットフォームは、この変革を支える強力な味方と言えるでしょう。企業はただ情報を管理するだけでなく、ユーザー体験の向上や問題の早期検出を実現するためのデータドリブンなアプローチが求められています。
このような動きは、今後の金融業界のデジタル化がどのように進展していくのかを示す予兆でもあり、New Relicの役割はますます重要になってくるでしょう。