2018年天気の漢字
2018-12-06 10:01:06
2018年の天気を表す漢字、気象予報士と一般の意見に驚きの違い!
日本気象協会が実施した調査によると、2018年の天気を象徴する漢字が発表されました。気象予報士の結果は「災」、一方で一般の調査では「荒」が選ばれ、それぞれの視点からの印象を如実に表しています。過去4年、一般の方はずっと「雨」を選んでいましたが、今年は新たに「荒」に変わりました。
調査は、日本気象協会に所属する気象予報士100名と全国から選ばれた一般の1000名を対象に行われました。気象予報士が選んだ「災」は、自然災害の多発を強く反映していると言えます。特に、多くの地域で記録的な大雨、台風、地震、猛暑などが発生し、これらの災害によって甚大な影響が生じたためです。具体的には、関西の女性予報士が語るように、「大雨や台風、地震、猛暑が影響を及ぼした災害は、例年よりも大きかったと感じる」との意見があります。
一般の参加者が選んだ「荒」は、全国規模での自然災害を感じた結果です。特に、土砂災害や台風の被害が相次ぎ、多くの人々に深い印象を与えました。「荒れた年だった」と感じたのは、意外にも青少年層からの意見が多かったことが目を引きます。
なお、気象予報士の選んだ漢字の2位には「激」、3位には「猛」が続き、これもまた今年の気象の極端さを強調しています。無論、一般の方々も「災」や「暑」を選ぶなど、感覚としては気象の厳しさを十分に体感した年だったようです。
この調査は、情報発信の一環として行われる「tenki.jpラボ」の活動の一部であり、気象や防災に関する話題を提供しています。これまでの発表回数は今回で16回目となり、調査と発表は2013年から継続しています。
調査結果の詳細は、tenki.jpの公式サイトで確認でき、気象予報士と一般の人々の意見の違いには興味深いものがあります。現在、気象をテーマにした神社での式典も行われており、これには気象に関する多くの人々の思いが込められています。
結果として、自然災害が身近である現代において、私たち一人ひとりが気象に敏感であることの重要性が強調されました。今後、気象の変化に対応するための情報収集や理解が求められるでしょう。
会社情報
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一般財団法人 日本気象協会
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