Casley Deep Innovationsとリアルネットワークスの提携
近年、犯罪の手口が多様化し、特に公共の場や商業施設、イベントにおいて重大な事件が頻発しています。このような背景から、群衆の中から迅速に不審者を検知するための高度なセキュリティ対策が急務とされています。これに応える形で、Casley Deep Innovationsは新たな一歩を踏み出しました。
代理店契約の経緯
この度、Casley Deep Innovations株式会社は、顔認証技術に強みを持つリアルネットワークスと代理店契約を締結しました。この提携は、同社の不審者検知システム「ASCA 不審者検知システム with SAFR」の販売を拡大し、新たなユースケースへの適用を図ることを目的としています。
自身の技術力を駆使し、顔認証やトラッキングの分野で進化を続けてきたCasley Deep Innovationsは、リアルネットワークスとともに、より安全な社会作りへ貢献する計画です。特に、犯罪防止や公共安全を実現することを目指しており、この提携によって両社の先端技術の相乗効果が期待されています。
ASCA 不審者検知システムの特長
ASCA 不審者検知システム with SAFRは、最新の画像解析技術を用い、リアルタイムで不審者を特定する機能を擁しています。このシステムは、不審者検知に加えて、スマートフォンへの通報やトラッキング機能など、幅広い機能をワンストップで提供しています。これにより、夜間や任意の時間帯でも効果的に不審行動を検出することが可能です。
実際の運用では、監視カメラが捉えた映像データをAIが解析し、瞬時に不審者を特定します。このデータは、任意の企業や組織が持つ複数の地点から同時にモニタリングが可能で、より広範にわたるセキュリティ対策を実現します。さらに、データはweb3.0技術を活用した堅牢なストレージに保存され、情報の信頼性とセキュリティが保証されています。
SAFRとSAFR SCAN
提携の要となるのは、リアルネットワークスが提供する「SAFR®」という高精度の顔認識ソフトウェアです。この技術は、99.87%という驚異的な認識精度を誇り、マスクを着用した際でも98.90%の高精度を実現しています。また、SAFR SCANを利用することで、様々な形態の認証を行うことが可能です。
これにより、公共機関や企業は従来では考えられなかった安全性を実現することができるのです。特に、犯罪防止やテロ対策の観点から、両社の技術は極めて重要となっています。
パートナーシップへの期待
両社の代表者は、今回の提携に強い期待を寄せており、革新的なセキュリティソリューションの提供を目指しています。Casley Deep Innovationsの代表取締役砂川和雅氏は、顔認証技術の分野における先端技術と実績を持つリアルネットワークスとの協業に意欲を見せており、安全で安心な社会の構築に貢献していくと述べています。
これからも、顔認証技術がもたらす進化が期待され、社会全体の安全を確保するための新たなソリューションが続々と登場することでしょう。従来の方法ではまかないきれなかった課題を解決するこの取り組みは、セキュリティ業界に新たな風を吹き込むことになるとすでに評判です。
公式サイトにおいても、より詳しい情報が公開されていますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
製品HPはこちら
関連リンク