WHILL社に国際的支援
2018-09-18 11:44:32

WHILL社の成長を支える国際的な起業家支援団体の投資

WHILL社、エンデバーからの初出資を受け取る



パーソナルモビリティの開発・販売を行うWHILL株式会社が、世界最大規模の起業家支援ネットワークであるEndeavorから日本企業初の出資を受けました。この出資は、WHILLの海外展開やMobility as a Service(MaaS)事業の成長を目指す資金として、さまざまな投資家から約50億円を調達したことに起因しています。

この支援の背景には、エンデバーがWHILLの成長を促進するために、グローバルなネットワークや専門知識を提供するという目的があります。WHILL社は、移動手段のバリエーションを広げるための革新的な製品を通じて、すべての人々が快適に移動できる社会の実現を目指しています。

Endeavorの役割と今後のイベント



Endeavorは1997年に設立されたNPOネットワークで、世界中の起業家を支援することをミッションとしています。特に、2017年に開設されたエンデバー・ジャパンは、日本における起業家支援に特化した活動を行っており、現在、WHILLを含む6社がその支援を受けています。

今年の秋には初めての大型イベントを予定しており、そこでの活動を通じて、日本のベンチャーエコシステムにおける知識や経験が共有される予定です。このイベントでは、多くのベンチャーキャピタルや企業の投資ファンド、起業家たちが集まり、起業家支援の重要性について議論する機会が設けられます。

Allen Taylorからのメッセージ



エンデバー・カタリストのマネージングディレクターであるAllen Taylor氏は、WHILLと提携することに対する期待感を表しながら、この出資を日本での重要なマイルストーンと位置付けています。彼は「この投資が多くの成功につながることを願っています」と述べ、WHILLの成長を全力でサポートしていく意欲を示しました。

WHILLのビジョン



WHILL社は、2012年に日本で設立され、米国カリフォルニア州にも拠点を持つ企業です。彼らは「すべての人の移動を楽しくスマートにする」というミッションを掲げ、革新的なパーソナルモビリティの開発に注力しています。特に、WHILL Model AやModel Cなどの製品は、数々のデザイン賞を受賞し、その技術面でも高く評価されています。

このように、多くの支援と期待が寄せられるWHILL社の今後の動向に注目です。エンデバーのネットワークを活用し、さらなる成長を遂げることができるのか、目が離せません。

会社情報

会社名
一般財団法人エンデバー・ジャパン
住所
東京都千代田区丸の内新丸の内ビルディング10F EGG Japan
電話番号

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