2025年オートモーティブワールドでVicOneが最先端技術を展示

VicOne、オートモーティブワールドへの出展を決定

VicOne（ヴィックワン）は、世界最大クラスのクルマ関連技術の展示会「第17回オートモーティブワールド」に出展することを発表しました。開催日は2025年1月22日から24日まで、東京ビッグサイトの東展示棟で行われます。昨年に引き続き二度目の参加となるVicOneは、自動車産業のサイバーセキュリティの最新トレンドを紹介します。

自動車業界の新たな挑戦

自動車産業は今、SDV（ソフトウェア・デファインド・ビークル）の普及により、全く新しいステージへと進んでいます。しかし、その一方でサイバー攻撃のリスクも増加しています。VicOneは、この課題に立ち向かうべく、最新のサイバーセキュリティソリューションを展示します。

VicOneブースの見どころ

VicOneのブースでは、以下のような最先端の技術を紹介予定です。

1. Smart Cockpit Protection
AIを搭載したスマートコックピットを保護する新機能「AI Guardian」は、悪意のある攻撃から車両を守ります。これは、車載AIからの情報漏洩を防ぎ、ブラウザの安全性も向上させます。

2. xZETA
SBOM（ソフトウェア部品表）やゼロデイ脆弱性対応を簡素化し、セキュリティリスクを低減。広範囲な脆弱性の検出が可能で、優先順位付けの効率化も実現します。これにより、重要な脆弱性に集中できるようになります。

3. xCarbon
車載ECUに組み込む侵入検知・防止システム「xCarbon」は、エッジAIを活用し、サイバー攻撃やECUの故障を早期に検知します。シームレスなシステム統合が特徴です。

4. 各種セキュリティ関連サービス
VicOneはお客様と密接に連携し、セキュリティ課題に対して的確なサポートを提供します。リスク分析やペネトレーションテストなどのサービスも展開します。

実際のデモンストレーション

ブース内では、VicOneのソリューションに関するデモンストレーションやパートナー企業との協業事例も紹介される予定です。また、約10分程度のプレゼンテーションも行われるため、参加者は直接技術を体験することができます。

世界的なコンペティション「Pwn2Own Automotive 2025」

さらに、VicOneはトレンドマイクロが運営する脆弱性発見コミュニティ「Zero Day Initiative（ZDI）」と共に、世界最大規模のゼロデイ脆弱性発見コンテスト「Pwn2Own Automotive 2025」を開催します。このイベントでは、専門的な知識を持ったセキュリティリサーチャーが最新の自動車技術を対象に実環境での検証を行い、業界のセキュリティ水準を向上させます。