世界の価値観を知る「イプソスグローバルトレンド」2024年版
世界規模での人々の態度や価値観の変化が、国や地域を越えてどのように進展しているのかを探る「イプソスグローバルトレンド」2024年版がこのほど発表されました。このレポートは、世界最大級の世論調査会社であるイプソスが10年間のデータをもとに作成したもので、日本を含む50カ国の50,237人を対象にした調査結果に基づいています。
イプソスについて
イプソス株式会社は、1975年にフランスで設立され、現在は世界90市場で展開する大手世論調査会社です。国内外の様々な情報を収集することで、企業や政府などの意思決定に役立つデータを提供しています。1999年にはユーロネクスト・パリに上場し、信頼性の高い調査会社としての地位を確立しています。
調査の概要
今回の調査では、性別、年齢、収入、言語に関わらず、過去10年間での人々の変化する態度や価値観を包括的に分析しました。混合方式の「IndiaBus」と、対面方式を使った調査を除く全ての市場で、イプソスオンラインパネルを利用しています。調査の対象には日本人1,000人も含まれています。
調査は2024年2月15日から4月23日にかけて実施され、米国、カナダ、韓国、イスラエルなど、幅広い国々からのデータが集まりました。特に人口統計的な多様性を考慮し、18歳から74歳の広範な年齢層から意見を集めています。
2024年版トレンド
今回の調査からは、「人間がどのような存在であるか」を示す9つの世界的トレンドが特定されました。これらのトレンドは、今後の政策や企業、ブランド戦略において重要な判断材料となることが期待されています。具体的には、消費者の価値観の変化、社会的な期待、環境問題に対する感度の高まりなどが含まれています。
トレンドの影響
これらのトレンドは、様々な業界や企業に多大な影響を与える可能性があります。特に、企業が今後の市場において成功するためには、これらのトレンドを理解し、適切な戦略を打ち出すことが求められています。イプソスが公表したレポートは、多くの企業にとって貴重なデータを提供し、戦略的な意思決定の判断材料として活用されることが期待されます。
レポートの入手方法
「イプソスグローバルトレンド」2024年版の詳細なレポートは、イプソスの公式ウェブサイトからダウンロード可能です。
日本語版と英語版が用意されており、調査に関する問い合わせは、イプソスの公式メールアドレス(
[email protected])まで連絡が可能です。今後もイプソスは、定期的に世論調査を実施し、変わりゆく価値観を追跡し続けていく予定です。
情報源:イプソス公式サイト、プレスリリース